水と緑の森づくり税について
【提案No.A2017-00293】1月23日受付
県が2005年度に創設し、県民・事業所から徴収する「水と緑の森づくり税」から、年間約1億4000万円を充当されているようです。
ついては、次のとおりおたずねします。
- 2005年度から2016年度までのこの税収はいくらですか。
- このうち支出済金額は
- 残額はどうなっているのでしょうか。基金として積んであるのでしょうか。これを目的外に支出されることを懸念します。
- 年間約6000ヘクタールを間伐する目標を立てられていましたが、十分な間伐や主伐が行えていないということです。(2016年度は6割の約3700ヘクタール)
そうであれば、2024年度に森林環境税が導入決定していますから、この税は中止し、県民の税負担を軽減すべきであると考えます。森林整備は重要課題ではありますので、どうしても必要であれば一般会計予算で手当てするよう考えていただきたい。
【回答】3月1日回答
おたずねのありました「水と緑の森づくり税」について、次のとおり回答します。
- 2005年度から2016年度までの税収の総額は、約24億5千万円です。
- 支出済金の総額は、荒廃森林を再生させるための森林整備や県民のアイディアと参加による森づくり活動等への支援を行う水と緑の森づくり事業と個人県民税徴収取扱費※を合わせ、約24億2千万円です。
- この税による税収は「島根県水と緑の森づくり税条例」に基づき基金として積み立てており、この基金の目的である水と緑の森づくり事業を行っています。基金残額は次年度以降の事業に使い、目的外に支出しておりません。
- 県土面積の約8割を森林が占めている本県では、まだ多くの森林を整備する必要があります。今後導入される森林環境税、森林環境譲与税の状況も踏まえながら、島根の森林を保全していくため、水と緑の森づくり税のあり方を検討します。
※個人県民税徴収取扱費:個人の県民税(水と緑の森づくり税)の賦課徴収に関する事務を行うために要する費用を県が市町村に対し補償する交付金
(総務部税務課、農林水産部林業課)
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