モニタリングポストにわかり易い説明を掲示することについて
【提案No.A2017-00132】9月7日受付
松江市の比津が丘の中央児童公園には、空間放射線量を測定するモニタリングポスト(比津局)があります。この施設には、電光掲示板も併設されていて、その時点の空間放射線量が表示されるようになっています。「(前略)放射線量率は○○nGy/hです」と表示されます。
しかし、「ただいまの放射線量率は36.6Gy/hです」と表示されても、その数字が自然界における(原発がない場所での)数値と、どう違うのかなどを判断する説明は何もありません。
せっかく、表示してあるのに、周辺住民、あるいは通りかかった人にわかり易い説明文を添え書きしてもらえないでしょうか。「Gy/h」という単位なども。
【回答】10月13日回答
ご意見ありがとうございます。
県では、原子力発電所周辺地域住民の安全確保等を図るため、空間放射線量を連続測定するためのモニタリングポスト等を原子力発電所周辺地域で24局設置し、測定結果を集中監視しています。
比津局などのモニタリングポストでは、その地点で測った現在の放射線量を表示する装置を併設し、近くを通りかかった方がリアルタイムで放射線量を見ることができるようにしています。また、モニタリングポストと同じ場所に設置した看板で、放射線量を測定している目的や表示されている値がその地点の現在の放射線量であることなどを説明し、さらにより詳細な情報を求める方のために、ホームページ(外部サイト)の案内を行っています。
原子力発電所がない地域との数値の違いがわかりにくい等のご意見につきましては、参考にさせていただき、よりわかりやすい内容の広報になるよう検討してまいります。
なお、モニタリングポストで測定した放射線量等の結果は、4半期ごとに島根原子力発電所周辺環境放射線等技術会で評価していますが、測定開始以降現在までのところ、原子力発電所による周辺地域への影響は認められていません。
原子力発電所周辺地域以外では、県内の5か所(大田市、江津市、浜田市、邑南町、奥出雲町)で放射線量の測定を実施していますが、発電所周辺地域と比較しても数値に大きな違いはありません。
なお、これらの測定結果は、いずれも下記ホームページにおいて公表されています。
- 島根原子力発電所周辺環境放射線等調査結果:
https://www.pref.shimane.lg.jp/bousai_info/bousai/bousai/genshiryoku/sihannki.html
- 原子力規制委員会放射線モニタリング情報→こちらをご覧ください(外部サイト)
(防災部原子力安全対策課)
【その後の状況】平成30年3月29日回答
いただきましたご意見を参考に、モニタリングポスト等で計測し、表示装置で表示している放射線量の値等について説明を加えた看板を、平成30年3月に新たに作製・設置いたしました。
(防災部原子力安全対策課)
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