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雲州木綿の復活について


 

【提案No.A2017-00288】2月8日受付

 昔の雲州木綿の復活を実験的にしてみたらどうか。

 となりの鳥取県では、伯州木綿の栽培と加工に力を入れているみたいだが、特に出雲市でも6次産業の試みをしてはいかがでしょうか。

 

【回答】2月23日回答

 このたびは、雲州木綿の復活に向けたご提案をいただき、ありがとうございます。

 本県では、江戸時代に出雲平野で綿花が栽培され、旧平田市(現出雲市平田町)から木綿製品を大阪に向け出荷しており、江戸時代後期には全盛期を迎えました。しかし、明治時代になると木綿から生糸への転換に伴い綿花栽培が衰退し、現在、国内の木綿製品のほとんどは海外からの輸入に頼っている状況です。

 低温・多湿に弱い綿花は、本県での栽培が適しているとは言い難く、また、工業的に製糸や加工できるところも県内に無く、農業経営としては厳しい実情にあります。

 現在、県内では、江津市にて約10aの綿花栽培があり、地域伝統芸能体験として機織り・糸紡ぎの教室が開催されています。

 このように、伝統文化継承的な生産・活動も見られることから、県としても、綿花の栽培などに関する情報等を必要とされる方に広く提供していきたいと考えています。

(農林水産部農産園芸課)

 


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