児童相談所で、子供の困りごとなどで、特に力を入れておられることが知りたい。出雲市、特に松江市の相談所では、どんなことをしているのか。

　未来の大人になる子供にご尽力をよろしくお願いしたい。

　児童相談所は、18歳未満の子どもに関するあらゆる相談に応じ、支援を行う機関で、県内には中央（松江）、出雲、浜田、益田の４つの児童相談所と、中央児童相談所隠岐相談室を設置しています。

　児童相談所では、児童虐待に関する相談・対応といった養護相談や、知的障がいなどに関する相談・療育手帳の判定など障がい相談、子どもの非行相談などを行っています。

　特に、全国的に児童相談所で対応する児童虐待の件数がとても増えており、子どもの福祉にとって大きな問題です。島根県においても、児童虐待を含む養護相談が全体の約４割を占めています。（参考：「平成28年度児童相談の状況について」）
このため、県内の児童相談所には、弁護士や保健師を配置したり、職員の研修を充実するなどして、児童相談所の専門性を強化しています。

　各児童相談所では、「子どもの最善の利益」を最も大切にして、日々の相談業務に取り組んでいますが、今後とも市町村や関係機関と連携を密にし、子どもたちの健やかな成長を支援してまいります。

• 中央児童相談所管内：松江市・安来市

　隠岐相談室：隠岐郡

• 出雲児童相談所管内：出雲市・雲南市・仁多郡・飯石郡
• 浜田児童相談所管内：浜田市・大田市・江津市・邑智郡
• 益田児童相談所管内：益田市・鹿足郡

（健康福祉部青少年家庭課）

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