里帰り出産を拡げることについて
【提案No.A2017-00277】2月5日受付
地域医療を既存の施設を利用して推進していく。
高齢化社会が目前となり地域医療が活性化されないと、負へのスパイラルがすすんで来る。弱みを強みにかえていく工夫が必要ではないか。
済生会江津総合病院の産婦人科は、県内あるいは全国に比較しても劣っていない。助産師さんの力量、医師の思いと技量はすばらしい。そこを切り口にして、里帰り出産を丁寧に広げていくことを考えてみてはどうか。
産前産後あるいは婦人科検診、小児科と必要な状況が生まれてくる。産前産後の食事指導、離乳食の相談といったことも必要となる。空気がきれいで、保育施設もたくさんあり、空き家もたくさんあることから、育児に適した環境を整え、食育を中心とした健康教育を進めていくことを考えていきたい。U・Iターンも期待できるのではないか。活性化を図り、”ひと・こと・もの”を生かした活動を自分なりに考えてみたい。
【回答】2月19日回答
安心して暮らすことのできる地域社会を維持していくためには、医療や保健福祉サービスの確保は大変重要です。
県としては地域医療を維持・充実するため、医療体制の整備や医療従事者の確保に務めているところです。また、若い世代の定住のためには、出産できる体制の確保をはじめ、子育てしやすい環境の整備が必要です。
このため、県では、関係機関が連携を図りながら、地域ぐるみで、妊娠から子育て期にわたり切れ目ない支援を行う「子育て世代包括支援センター」の設置など、市町村の体制整備や出産後の母子へケアを提供する事業の推進について、医療機関や市町村を支援する取り組みを進めています。
ご紹介のありました済生会江津総合病院は、産婦人科の医師、助産師が確保されており、妊娠から出産、出産後の母子へのケアまでの実施体制が整えられていることから、地域における妊産婦等への支援活動の中核的な病院としてご尽力いただいています。
また、済生会江津総合病院では、現在も里帰り出産を実施されていますが、これを今後さらに広げていくというご提案については、病院や市など関係者で共有してまいります。
県では、島根県総合戦略の基本目標の一つである「結婚・出産・子育ての希望をかなえる社会づくり」について、今後とも市町村・関係機関・県民の皆さまと連携し、引き続き取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(健康福祉部医療政策課)
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