県内就労で障がい者の求人が少な過ぎる。また、職種も限られている。ハローワークでさがしても同様のことである。もっと若者に働く意欲がわくように、そして受け皿として、障がい者のよき理解者を企業におくように、民間、公で人材教育をしてほしい。外国人採用の陰にかくれないように、障がい者も求人確保ができるように未来に障がい者の希望と光を当ててほしい。

　県では、障がいのある方の就業や日常生活の問題に関する相談に応じる機関として、県内７か所（松江、出雲、雲南、大田、浜田、益田、隠岐）に、「障害者就業・生活支援センター」を設置しています。同センターでは、ハローワークへの同行、企業見学や雇用前実習などにより、障がいのある方の仕事探しを支援しています。

　また、障がい者雇用について県内企業等に関心をもっていただく場として、毎年、県と関係機関が連携して「障がい者雇用促進フォーラム」を開催しています。

　今年度のフォーラムでは、障がいのある方にとって働きやすい職場環境づくりに取り組む企業からの事例発表のほか、従業員の方々が精神障がいや発達障がいの特性について理解し、障がいのある方と共に働く上で必要な配慮がなされるよう、「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」を開催し、多くの来場者に受講していただきました。

　今後も、障がいのある方が、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるよう取り組みを進めてまいります。

（商工労働部雇用政策課）

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