【提案No.A2017-00143】9月12日受付

　石見空港の活性化提案です。最近はマイルやポイントなどが利用できるかどうかで、物事が決まる傾向があるように感じます。

　島根県は出雲空港・隠岐空港がJAL、石見空港がANAとなっており、出雲と石見を利用しようと思うと往復割引にならなかったり、マイルがたまり難いなど東部と西部が分かれている感じになっています。

　石見空港にJALを誘致するのは困難だと思いますので、出雲空港にANAを誘致してはどうでしょうか。島根県を周遊する観光が可能になります。ビジネス利用でも出雲・石見どちらでも利用できることで、利便性が増すと思います。石見銀山など県中部の活性化にもつながると思います。出雲空港はJALとANAが乗り入れることで競争原理が働き、より利便性が高まると考えられます。

【回答】12月18日回答

　一つの空港の同じ路線に複数の航空会社が参入（ダブルトラック）することは、競争原理が働きダイヤ改善などの利便性向上が期待される一方、複数の航空会社がそれぞれ運営可能な利用者数を確保することが必要になります。

　そのため、まずは航空需要の拡大を図ることが重要であり、県としては、関係自治体とともに空港の利用促進に引き続き取り組んでまいります。

　また、空港の利用者に対して県内を広く周遊する観光へ誘導することも大切と考えています。既に、萩・石見空港と出雲縁結び空港を片道ずつ利用するツアーなども造成されているところであり、今後ともこうした旅行商品造成が行われるよう、旅行会社等への働きかけに努めてまいります。

（地域振興部交通対策課）

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