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自動車のハイビーム使用の危険性について


 

【提案No.A2017-00196】11月20日受付

 11/1の新聞に「自動車による交通事故について、ハイビームを使用した場合の件数が少ないので、事故予防のためにハイビーム使用を県警察が促す」趣旨の記事が掲載されました。たしかにデータに表れている一面はあるでしょうが、データは一面しかとりあげられていないことに重大な問題があります。それはハイビームを使用することに伴って生じる様々な危険事例について、とりあげられていないことです。この件に関しては、前にも報道されたことがあり、それ以降、道路を自動車・自転車・歩行により通行する際、対向車のハイビームにより「目つぶし」をくらったために、足元や目の前付近の道路や構造物の状態を見失い、危険な目にあう機会が増えています。ハイビームによる「目つぶし」が危険行為であり、その使用については要注意であることを自動車教習所では教わります。そして、ごくたまに遭遇する対向車のハイビームにより、実際に「目つぶし」を食らう恐怖は体験済なので、使用に際しては注意してきましたが、最近の報道は片方の効用のみをとりあげていて、実際に危険にさらされ続ける状態に陥っています。早急に「ハイビームを使用する際の危険性・注意点」についても各種報道機関を通じて大きく報道してください。

 

 

【回答】11月30日回答

 夜間走行する際、ハイビームは、ロービームの場合よりも2倍以上遠くから歩行者などを発見することができ、早期の事故回避措置が可能となります。

 警察といたしましては、暗い道で対向車や先行車がいない場合はハイビームの活用を指導しております。

 また、ご指摘のとおり対向車や歩行者等を眩惑させる危険性もあることからハイビームのこまめな切り替えについてもあわせて指導啓発しているところです。

 さらに、ハイビームが眩しい場合は、目がくらまないよう視点をやや左前方に移すよう指導しております。

 今後もハイビームを効果的に活用することについて、あらゆる機会を通じて、報道機関をはじめ、各種広報媒体により啓発してまいります。

(警察本部交通企画課)

 


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