三江線廃止と県道40号線川本波多線について
【提案No.A2017-00164,165】6月6日、9月21日受付
邑智郡美郷町と川本町の間を結ぶ県道40号線(川本波多線)竹工区は、幹線道路でありながら、いまだに普通車1台がぎりぎり通行できる道幅しかありません。このような状況では、三江線廃止後の代替バスの運行は不可能だと思われます。
三江線が廃止され、代替バスも運行されないのでは、この地域の公共交通はなくなり、ますます地域の衰退を招くと思われます。観光バスも通れなければ、観光振興もできないでしょう。
以前、この県民ホットラインでもこの区間の改修が完了しない限り、三江線の廃止はありえないと意見させていただきました。その際「三江線の廃止予定日である平成30年4月1日までに、持続可能で、より利便性の高い公共交通が確保されるよう取り組んでまいります。」という回答をいただきました。
三江線の廃止までに県道40号線(川本波多線)竹工区の2車線化は完了するのでしょうか。間に合わないとしたら、いつまでに工事が完了し、バスや自家用車が安心して通行できるようになるのでしょうか。
【回答】11月9日回答
三江線代替交通については、中国運輸局、沿線6市町、島根・広島両県、JR西日本など関係者間で、持続可能な公共交通確保に向けた話し合いを進め、本年9月1日に開催された中国運輸局主催の「三江線代替交通確保調整協議会」において、運行ルート、運行事業者、運行本数などの運行計画が決定されました。
この運行計画では、ご意見にあります区間が代替交通の運行ルートとされており、今後も、廃止予定日である平成30年4月1日までに代替交通が確保されるよう、中国運輸局、沿線6市町、JR西日本、広島県などとよく協議をしながら取り組んでまいります。
(地域振興部交通対策課)
現在、美郷町竹地内で実施している県道40号線(川本波多線)竹工区については、普通車のすれ違いが困難なうえ、大雨による江の川の水位の上昇により道路が浸水し通行不能になることから、三江線の廃止が決定する以前の平成23年度より事業着手し平成30年代中頃の完成を目指し、道路の嵩上げと同時に2車線整備することとしています。
残る未改良区間のうち美郷町竹~川本町木路原間については、江の川対岸に渡るバイパス事業(多田~港工区)を実施しているところであり、完成後は一般交通の転換が図られ、現道部ではより安全性の高いバスの運行が確保されると考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
(土木部道路建設課)
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