保育、教育、雇用等のエンゼルプラン見直しを。

　私はかつて出雲市長から、子育てサポーターに委嘱され、出雲市の保健師さんたちと子育ての支援をしたり、英語講師として中学校に勤務したりしてきました。行政は、たて割り行政といわれますが、雇用時間や子供の教育も大変です。出雲市では、校長、園長、事業者などを集めた連絡会もあり、前進をすすめていました。一般的ではなく、多面的に相互の連絡、連携が必要です。県でも相談窓口をもうけ、改善面を話し合うといいと思います。

　連携を通じた総合的な子育て支援について、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。

　近年、出生率と出生数が低下しており、人口減少や少子化への対策として子育て支援にどう取り組んでいくかは、島根県においても大きな課題となっています。

　このような現状を踏まえ、島根県では、平成27年10月に策定した島根県総合戦略の基本目標のひとつに、「結婚・出産・子育ての希望をかなえる社会づくり」を掲げ、子育て世代の皆さんが、安心して希望どおりに子どもを産み、育てることができる環境づくりを進めていくこととしています。

　ご提案いただきました、子育て支援について縦割りではなく多面的な連携を図り総合的に考えて施策を実施していくことが必要とのご意見につきましては、県としましても非常に重要なことであると考えています。

　価値観やライフスタイルが多様化し、子育てと仕事等の両立の難しさや、教育費など経済的負担の問題など、子育てに係るさまざまな課題が顕在化している中、県では、教育、女性活躍、雇用など県の各担当部局と定期的に会議を開くなど、課題や情報を共有し、連携を図っているところです。

　また、教育や保育に関わる方々、子育てや経済などさまざまな団体の方々で構成する「子ども・子育て支援推進会議」という審議会を設置し、子育て世代に関する多様な課題に対して、さまざまなご意見をいただきながら施策推進を図っています。

　なお、県民の皆さまからの子育てに関する相談窓口については、基本的には県民の皆さまに一番身近な市町村において対応しておりますので、まずは、市町村にお問い合わせください。

　今後も、いただいたご意見や県民の皆さまからのご意見を参考とし、安心して子育てできる環境づくりを進めてまいります。

（健康福祉部子ども・子育て支援課）

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