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バス運転手の慣習について

 

【提案No.A2017-00117】8月24日受付

 

 松江駅前で松江市営バスの運転手同士が交差点を曲がりながら手挙げ挨拶をしていた。当然、その時は片手運転であり、視線は相手のバスの中に注がれていて、道路を見ていないことになる。これが過去に何度もあった、歩行者巻き込み死亡事故の誘引になっているとも考えられる。

 手挙げ挨拶する運転手は、警察の取り締まり対象になってもいいのではないか。

 いまだに絶ちきれないこの悪習について、バスを運行する松江市営バスや取り締まる警察など関係者に見解を求めたい。

 

 


 

【回答】9月15日回答

 

 道路交通法第70条(安全運転の義務)には、

 「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。」

と規定されており、ご質問のバスの運転手同士による挙手については、本条に抵触する可能性があります。

 運転中に手を挙げる行為が、事故に結びつく危険な状況となる場合(例えば、両手を離して蛇行しているような状態)は違反となりますが、単に片手を離して運転することをもって違反とすることはできません。

 県警では、より一層の安全運転を推進するために、不要な片手運転は慎むよう引き続き運転者に対し、啓発してまいります。

(警察本部交通部交通企画課)

 

<松江市からの回答>

 このたびは、市営バス運転士の挙手行為に伴いご心配をお掛けし、大変申し訳ございませんでした。

 バス運転士の慣習について、下記のとおりご回答いたします。

 ご指摘のとおり、挙手を行うことは片手運転及びわき見運転となり、危険な行為であると認識しております。

 安全は輸送業務の使命であることを全運転士が認識し、大切なお客様を「安全・安心・快適」に移動していただくためにも、さらなる安全性を目指し取り組まなければなりません。

 すでに他社への挙手も含め禁止を指示しておりますが、今後は、ドライブレコーダーを活用した指導を行うとともに、運転者に必要な指示や措置を講じてまいります。

 大変貴重なご意見をたまわり、誠にありがとうございました。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

(松江市交通局)

 

 


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