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安全運転管理者等講習について


 

【提案No.A2017-00092】7月21日受付

 先日くにびきメッセで開催された安全運転管理者講習において数々の問題点がありました。

  • 安全運転管理者講習は道路交通法で義務付けられた講習と説明がありましたが、島根労働局から安全運転には全く関係ない雇用形態に関する講義などが含まれていました。法律で義務付けられた講習であるならば、安全運転に関係ない講義を行うことは法令に違反するのではありませんか。
  • 自動車安全運転センターの講義で「しまね安全ドライブコンテスト」の説明がありましたが、7月10日までとなっている募集期間をしばらく延長する旨の説明がありました。コンテストは7月11日からスタートしていますがこの扱いは本当なのでしょうか。私の会社でもコンテストに数チーム参加していますが、極めて不公平な扱いではないでしょうか。島根県や島根県警も主催者のようですが、この扱いは承知されていることでしょうか。
  • 昼食時、協会から弁当が提供されていました。弁当を持参していたため弁当代分の講習料の返金を求めたところ条例で定められている講習料なので返金はできないとの説明でした。弁当が提供されることは通知書のどこにも記載されていませんでした。高い講習料を払わせておいて不公平な扱いで問題があると思います。
  • 講習は約6時間聞きっぱなしの講義です。内容も同じような講義が延々と続きます。居眠りしている人も大勢います。本当に必要な講習なのでしょうか。講習を開催することが目的になっていて、安全運転を参加者に理解してもらうことは二の次になっているようです。時間構成や内容を大幅に見直されることを強く望みます。
  • 会場が狭すぎます。床に直接座っている方もいました。有料の講習会なのに席が足りないなんてあり得ません。椅子と一体となった席で非常に狭く座りっぱなしで辛いです。もう少し席に余裕のある会場で開催してください。

 

【回答】8月24日回答

 安全運転管理者等講習(以下「講習」という。)の開催や時間については、法律等で定められておりますが、具体的な講習内容については、毎年、各事業所での安全運転管理に役立ち、交通事故を防止するために効果のある内容を吟味して決定しております。

 「島根労働局から安全運転に全く関係のない雇用形態に関する講義などが含まれていた」ということですが、島根労働局の講義は、安全運転管理に必要な知識として、「交通労働災害防止のためのガイドライン」というテーマでお願いしました。

 講義の内容は、従業員の適正な労働時間の管理が運転管理にもつながり、交通労働災害の防止に重要であるという趣旨であり、適正な労働時間を管理する上で雇用形態等についても話されたものです。

 今後は、ご意見も踏まえ、さらなる内容の充実を図ってまいりますので、ご理解ください。

 「しまね安全ドライブコンテスト」については、交通安全意識の高揚と安全運転の実践を広く県民に呼びかけるため、さらに、事業所で参加する場合は、運転記録証明書や統計分析資料で従業員の安全運転を管理する上で役立てていただくという趣旨で開催しております。

 本年の講習では、安全運転管理に活用してもらうため、コンテストの趣旨を説明しており、募集期間が過ぎた7月13日のくにびきメッセでの講習でも説明しております。

 7月11日から12月31日までの無事故・無違反を目指すものであるため、申込期間を7月10日までとしておりますが、本コンテストの趣旨や実施方法からも、若干の申込みの遅れは許容し、参加者を増やすことが重要であると考えていますので、ご理解ください。

 弁当の配布については、松江地区安全運転管理者協会が、毎年、受講される松江地区協会会員の方に、地区協会予算により配布されているものであり、講習手数料には含まれませんので、ご理解ください。

 松江地区の講習は、毎年3回開催しておりますが、受講が偏るため、床に直接座って受講された方もおられます。会場には、空席もあり、ご案内をしておりますが、椅子と椅子との間隔が狭いなどの理由で、断られる方が多いようです。

 長い時間の講習ですので、今後は、会場の選定や椅子の配置等も検討してまいります。

(警察本部交通企画課)

 


[この回答に対する意見募集]

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2017年8月項目一覧


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広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
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【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025