松江市南部への観光客を増やすことについて
【提案No.A2017-00021】5月9日受付
松江城が国宝となり、観光客が増加していることを嬉しく思っています。しかし、松江城だけ、あるいは松江城と堀川めぐりだけで出雲市の方へ、あるいは鳥取県の方へ移動する観光客・観光バスが多いような感じです。私は松江市にもう少し長く、ひいては島根県に少しでも長時間滞在してもらい、島根県内に宿泊する人を増やしていくことが大切なのではないかと思います。
そのためには、松江市橋南の国宝神魂神社、出雲一宮の熊野大社、出雲国庁跡、出雲国分寺跡等をもっともっと宣伝し、県外客にアピールすることが大切なのではないかと思います。八雲立つ風土記の丘もあります。
私が竹矢の住人で国分寺跡などに近いからかもしれませんが、島根県・松江市の観光パンフレットを見ると、その視点が弱いように感じます。もっと強力にお願いします。
【回答】7月20日回答
観光振興について、ご提案いただきありがとうございます。
県や市町村では、県内でゆっくり滞在し、各地の魅力を楽しんでいただくため、ガイドツアーや体験メニュー、周遊バスなどの充実に取り組んでいます。
ご意見のありました松江市の観光については、市において松江城周辺での観光ガイド、ちどり娘、武者と巡るツアーや、和菓子作りなどの体験事業などに加え、歴史文化の資源が豊富な松江市南部に立ち寄っていただくための周遊バス・乗合タクシーを利用したツアーや、神社での特別祈願など様々な取り組みを進めています。
県では、こうした取り組みが県内各地で広がっていくよう支援していくとともに、県内各地の多彩な魅力の情報発信を進め、広域的な周遊につながるよう取り組んでまいります。
(商工労働部観光振興課)
松江市の観光施策は、観光客の滞在時間の延長を図り、多くの方に宿泊していただくことを目的の1つとしています。
松江市では、「国宝松江城」「茶の湯文化」「神話」「怪談」など松江ならではの観光素材を中心にPRを行っており、中でも「神話」については、ゆかりの神社とは切っても切れない関係だと考えております。これまで松江市では、宮崎市との神話交流や「意宇六社めぐり」、「熊野大社節分祭」に合わせたツアーなどさまざまな取り組みを行ってまいりましたが、例えば「熊野大社鑽火祭」を機に出雲国一宮・熊野大社のPRを行ったり、現在でも多くの観光客が訪れる八重垣神社や玉作湯神社からの周遊を促したりするため、効果的な手法を検討しているところです。
また、松江市では「古代から近世までの歴史が見えるまち」を総合戦略アクションプランに盛り込み、神話・歴史・伝統を軸とした観光振興に取り組むとともに、圏域市長会や島根県等への要望を通じ、関係自治体・団体等と連携して取り組んでおります。
(松江市観光文化課)
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