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県内の小中学校及び高校での保健授業について

 

【提案No.A2017-00035】5月11日受付

 

 島根県の小中学校及び高校での道徳または保健の授業で、是非とも強調して生徒に伝えてほしいことがあります。

 それは、「妊娠」についてです。

 今、自分で不妊治療の事を勉強し、知らなかったことが沢山あります。それを中高生の時に知っていたら、もっと早く妊娠できていたのかもと思います。

 今は十数年前に比べ、保健体育の授業で、避妊の大切さとともに妊娠の難しさを伝えているかもしれませんが、島根県は不妊治療を受ける病院も少ないですし、特に伝えてほしいと思います。

 また、子どもを産む女性だけでなく、男性不妊もあることも知っておいた方が良いと思います。

 保健体育の授業で、国の定めた要綱などにより自由にできない場合は、道徳の授業に伝えてほしいと思います。

 現在、不妊専門医は患者であふれています。それだけ子どもを産みたいと思っている人が多いのです。その人たちの助けになるために、少しでもこれから大人になる学生に教育の分野で教えていただければ幸いです。

 


 

【回答】5月22日回答

 

 いわゆる性に関する指導については、学習指導要領において、小学校、中学校、高等学校と発達の段階に応じて、道徳や保健の授業で、生命の大切さや異性の尊重、性感染症の予防などの健康課題を適切に理解し、行動ができるようにすることが求められています。

 一方、ご意見いただきました不妊問題に関しては、「生殖に関する機能については必要に応じ関連付けて扱う程度」とされており、その詳細を丁寧に指導するのは難しいと考えます。

 なお、中学校では、思春期において生殖器の発育とともに生殖機能が発達し、男子では射精、女子では月経が見られ、妊娠が可能となることを理解できるようにすることとしています。

 また、高等学校では、生涯の各段階における健康について、「思春期と健康」、「結婚生活と健康」及び「加齢と健康」などを取り扱い、その指導に当たっては、受精、妊娠、出産、家族計画の意義、人工妊娠中絶の健康影響などについて理解できるようにすることとしています。

(教育庁保健体育課)

 

 


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