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鬼の舌震自然観察モデルコース
コース概要 鬼の舌震は、斐伊川の支流・大馬木川が作り出した渓谷で、全長約2kmに及びます。河岸には切り立った絶壁、谷底には折り重なる巨岩と川の流れが生み出した侵食地形が特異な景観を作り出し、国の名勝・天然記念物に指定されています。 |
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試刀岩
谷底の巨石が、するどい刃物で切られたようにふたつに割れています。鬼の舌震の岩には、直線的な節理(岩盤にある亀裂)が入っています。試刀岩は、川底に巨石が転がり落ちた後で、亀裂に沿って割れたものです。 |
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千畳敷
岩の表面が広い平坦面になっています。この岩は、谷斜面の上方の岩盤の一部が、直線的な節理に沿って割れ落ちたものです。平坦面は岩盤にもともとあった節理面です。 |
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屏風岩
水面近くをみると、川岸の岩盤が丸くえぐり取られたような形になっています。岩盤の凹凸によって流れに渦ができ、その中で砂や小石が回るうちに岩盤を削り取ってできたものです。屏風岩にある姫の投扇跡は、もともと流れの中でできたおう穴が、河床の低下によって取り残されたものです。 |
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大天狗岩
垂直に近い切り立った岩壁で、高さは80mにもおよびます。このような高い絶壁は、川の浸食作用と、節理に沿った岩盤の崩落が繰り返されて形成されました。この場所に谷が生まれた背景には、断層などによって岩盤に弱い部分があったことが推定できます。 |
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舟岩剣岩
角度によって舟や剣のように見える岩です。節理が急角度で交差する部分が崩落してできた岩です。 |
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畳岩
橋が架けられ、上を歩くことができます。節理によってできた見事な平面を観察してみましょう。人工的に作った面のように見えるかも知れませんが、自然に割れた面です。 |
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はんど岩
はんど(水瓶)のような形の岩が、大きな岩の上に絶妙のバランスで立っています。誰かが立てたのでしょうか。 |
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鬼の落涙岩
岩の左右におう穴が発達し、人の顔のようにみえます。この岩は全体に削られて丸みを帯びていて、かなり長期間流れの中にあることがわかります。となりの岩には小さな丸いおう穴がみられます。 |
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子天狗岩高い絶壁で、岩肌に走る節理と、節理に沿って崩落した跡がよくわかります。岩の左側には、向かって左上から右下に平行する節理が目立ち、右側では前者に直交する方向の節理と、崩落跡をみることができます。 |
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雨壷 大小のおう穴がいくつも集まっています。このおう穴には現在は水は流れておらず、雨水がたまっています。かつては、この岩の高さを水が流れていましたが、現在は河床が低くなったためにおう穴が取り残されたものです。 |
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烏帽子岩 刃物で切り出したような角ばった岩です。節理によって岩盤がブロック状になり、それが崩落して谷底に転がり落ちたものです。 |
鬼の舌震のアクセス・マップ
お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課 〒690-8501 島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階 Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係) 0852-22-5348/6433(自然公園施設係) 0852-22-5347/6377/6516(自然保護係) 0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係) Fax:0852-26-2142 E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表) shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)