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ジャガイモに含まれるソラニン類による食中毒

 ジャガイモには、部位によって、ソラニン類という有毒物質が含まれています。 
 ソラニン類は熱に対して比較的安定であるため、塩ゆでしたジャガイモによって食中毒が発生したこともあります。

ソラニン類について 

  • 含まれているジャガイモの部位
     ジャガイモの芽の部分、緑色の部分、傷のついた部分に含まれます。
  • 症状など
     食べてから数時間で、腹痛、胃腸障害、脱力感、めまい、ねむ気、軽度の意識障害などを発症します。
  • その他
     ソラニン類は熱に比較的安定な物質であるため、加熱調理をしても食中毒を引き起こすことがあります。

ソラニン類による食中毒の予防

  • 学校や家庭菜園等で栽培された未成熟で小さいジャガイモは、全体にソラニン類が多く含まれていることもあるため、喫食しないこと。
  • ジャガイモの芽の部分や緑色の部分にはソラニン類が多く含まれているため、これらの部分を十分に取り除いて調理すること。
  • ジャガイモは、日光が当たる場所を避けて冷暗所に保管すること。

 

 



お問い合わせ先

県央保健所

〒694-0041 島根県大田市長久町長久ハ7-1
TEL:0854-84-9800
FAX:0854-84-9819
kenou-hc@pref.shimane.lg.jp