ダニが媒介する感染症に注意しましょう!
大田市内で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が2例発生しています!
この病気は、SFTSウイルスに感染することによって引き起こされます。
主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。
2013年1月に国内で初めてこの患者の発生が確認され、県内においては2013年7月に浜田で初めて確認されています。
2016年6月、県内で2例めとなる患者が大田市内で確認されました。同年7月にまた大田市内で患者が確認されました。
すべてのマダニがこのウイルスを保有しているわけではありませんが、この病気を予防するためにはマダニに咬まれないように注意することが一番大切です。
マダニに咬まれないように注意しましょう!
☆重症熱性血小板症候群(SFTS)について詳しくは次のページをご覧ください。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう!(島根県薬事衛生課作成チラシ)
重症熱性血小板症候群〈島根県感染症情報センターのページ(外部サイト)〉
重症熱性血小板症候群(SFTS)について〈厚生労働省のページ(外部サイト)〉
また、ダニ類はSFTSだけでなく「日本紅斑熱」や「つつが虫病」なども媒介するため注意が必要です。
☆日本紅斑熱、つつが虫病について詳しくは次のページをご覧ください。
日本紅斑熱・つつが虫病に注意しましょう〈島根県感染症情報センターのページ(外部サイト)〉
予防のために・・・
マダニ類は、日本の野山に広く生息しています。
野外で活動する機会の多い春から秋にかけては、ダニ類の活動も活発になります。
野山や畑など、草木が多くマダニの生息しやすい場所へ出かけるときは、次のことに注意しましょう。
○肌をできるだけ出さないよう、長そで、長ズボン、手袋等をしましょう。
○肌が出る部分には、人用の防虫スプレーを噴霧しましょう。
○地面に直接寝転んだり、腰を下ろしたりしないよう敷物をしましょう。
○帰った後はすぐに入浴し、からだをよく洗い、新しい服に着替えましょう。
◎屋外活動後はマダニに刺されていないかよく確認しましょう。特に衣服を脱ぐときは、マダニがいないかよく見るようにしましょう。
もしもマダニに咬まれてしまったら・・・
無理に自分で引き抜こうとはせず、できるだけ医療機関で処置を受けてください。
※マダニ類の多くは、数日から長いものでは10日間も吸血し続けます。
皮膚にしっかりと口器を突き刺し、固定させた状態で吸血しているため、無理に引き抜くとマダニの一部が皮膚内に残ってしまう場合があります。
また、咬まれた後、数日から2週間程度の間に発熱、嘔吐や下痢、食欲低下、発疹などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診し、マダニに咬まれたことを医師に相談してください。
感染してから6日~2週間で発症します。
お問い合わせ先
県央保健所
〒694-0041 島根県大田市長久町長久ハ7-1 TEL:0854-84-9800 FAX:0854-84-9819 kenou-hc@pref.shimane.lg.jp