日本脳炎の予防には、予防接種の確実な実施と蚊の防除が大切です。
現在、島根県内の日本脳炎の感染リスクが高まっています。
日本脳炎とは
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスによっておこるウイルス感染症であり、このウイルスを持っている蚊、主にコガタアカイエカに刺されることにより、人に感染します。
潜伏期
発症は、ウイルスを保有する蚊に刺されてから6~16日後です。
症状
突然の高熱、頭痛、嘔吐で発病し、小児では、腹痛、下痢も多くみられます。その後、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こし、後遺症を残すことや死にいたることもあります。
感染予防対策
- 蚊が活動する場所に外出する場合は、長袖、長ズボンを着用し、露出している皮膚に蚊除け剤を使用するなど蚊にさされないよう注意しましょう。
- 水たまりをなくすなど蚊の発生が起こりにくい環境づくりに心がけましょう。
- 十分な栄養をとり、過労を避けるなど健康管理に努めましょう。
- 日本脳炎ワクチンの予防接種が有効です。
1期接種 |
2期接種(1回) |
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3歳の時に2回(6~28日の間隔を置く) その後、概ね1年の間隔をおいて4歳の時に1回 |
9歳の時に1回 |
詳しくはこちら→島根県感染症情報センターホームページ
お問い合わせ先
雲南保健所
〒699-1396 島根県雲南市木次町里方531-1 電話 0854-42-9623(代表) FAX 0854-42-9654 unnan-hc@pref.shimane.lg.jp