島根県国際交流員の紹介
島根県文化国際課で勤務している5名の国際交流員(中国2名、イギリス1名、ブラジル1名、韓国1名)をご紹介します。
袁 帥(えん・すい)
●出身地:中国寧夏回族自治区銀川市
●専攻:日本語(大学)、日本語教育(大学院)
●趣味:旅行、ドラマ/映画鑑賞
●日本語に興味をもったきっかけ、私と日本の関わりについて:小さいとき旅行に関するテレビ番組を見ることが好きでした。その中でも特に日本に関する内容に惹かれました。語学に興味を持っていたので、大学は日本語専攻を選びました。大学三年生のとき日本で一年間交換留学をして、卒業後もまた大学院に入るため日本で2年半過ごしました。日本での学業を終え地元に戻って、国際交流の仕事を担当する部門に入りました。友好都市ということで、寧夏と島根県の交流促進事業に携わってきました。
●こんな国際交流員でありたい:国際交流員は国際交流の架け橋という重要な役割を担っています。架け橋の両側に日本と中国、島根県と寧夏があります。その真ん中にいる私は両側のことを十分に理解したうえで、両側の相互理解、往来を促進することが目標です。この1年間という貴重な時間で、島根県の文化や生活を体験し、また広いお付き合いを作り、同時に寧夏のことを紹介し、関心や興味を持っていただくよう努力していきたいです。
●島根でチャレンジしたいこと:日本料理と茶道を習いたいです。
郭 小軒(かく・しょうけん)
●出身地:中国北京市
●専攻:ソーシャルワーク(大学)、グローバルジャーナリズム(大学院)
●趣味:旅行、読書、映画鑑賞、美術館・博物館巡り、ハンドクラフトなどがありますが、主に異文化に触れること、知らないことを知ることが好きです。(最近はフランス語を毎日5分は勉強するよう励んでいます。)
●日本(語)に興味をもったきっかけ、私と日本の関わりについて:両親の留学の関係で幼少期から小学五年生まで、日本で生活をしていました。当時の担任の先生が、私が帰国した後、同級生が書いた手紙や写真を卒業するまで毎学期中国へ送ってくださり、それは私の大きな励みと心の支えになりました。日本は、私にとって第二の故郷のような存在です。
●こんな国際交流員でありたい:日本と中国は同じアジアの国でありながら、様々な面で異なる部分が多く、それぞれ良いところがたくさんあります。そんな両国の交流と相互理解を促す文化の架け橋になれるよう心がけています。
●島根でチャレンジしたいこと:松江城マラソン(ファンラン)に挑戦してみたいです。
Bianca Chan(ビアンカ・チャン)
●出身地:イギリス・ノリッチ市
●専攻:翻訳(学士)、日本研究(修士)
●趣味:旅行やライブに行くこと(特にJ-ROCKが好きです)、バドミントン、ドラム演奏
●日本語に興味をもったきっかけ:
小学生の頃、友人にアニメを紹介されたことがきっかけでした。中学生になった頃には、アニメを観るのに字幕が必要ないことに気付き、日本語への興味がさらに深まりました。それ以来、独学で日本語の勉強を始めました。
●こんな国際交流員でありたい:
12 歳まで香港で育ち、その後はイギリスでも暮らす中で、両地域の多文化的な社会に触れてきました。イギリスと香港では、さまざまな国や文化的背景を持つ人々と共に生活する中で、多様性の大切さや異文化理解の重要性を実感しました。こうした経験を活かし、イギリスや香港の文化だけでなく、より幅広い多様な文化や価値観も日本の皆さんに紹介したいと考えています。異なる背景を持つ人々が互いの文化を理解し、尊重し合えるような架け橋となり、国際理解の促進に貢献したいです。
●島根でチャレンジしたいこと:旅行が好きなので、島根県内のさまざまな地域に訪れ、島根の魅力を発見し発信していきたいです。観光地だけでなく、あまり知られていない地域の良さにも目を向け、国内外の方々に「行ってみたい」と思ってもらえるような発信に挑戦したいと考えています。
三浦カロリナ百恵(みうら・かろりなももえ)
●出身地:ブラジル連邦共和国サンパウロ州
●専攻:国際関係学部(大学)、国際法律・国際人権法学部(大学院在学中)
●趣味:喫茶店巡り、読書、美術館・博物館巡り、料理、キックボクシング
(日本に来てからは日本神話にも興味を持ちました)
●日本(語)に興味をもったきっかけ、私と日本の関わりについて:私はブラジル日系3世(母側5世・父側3世)であり、幼いころから日本の文化と触れ合う機会がありました。
ブラジルで生まれ、幼少期から児童期までを日本で過ごしたので、両国の文化や習慣に触れながら過ごしてきました。
帰国後も日本語を教えたり、日本語とポルトガル語の通訳・翻訳の仕事に力を入れてきました。
日本文化は自分のアイデンティティの一部であり、これからも両国に貢献し続けたいと思っています。
●こんな国際交流員でありたい:交流イベントや講演会を通して多文化共生に携わり、ブラジルの魅力を伝えられる元気な明るい国際交流員になれるように頑張りたいです!
多文化理解を進めて、住みやすい地域社会を目指したいです。
●島根でチャレンジしたいこと:島根県の多くの人にブラジルを好きになってもらえるように、沢山のイベントを企画したいです。
プライベートでは神話巡りをして、島根県の素敵な光景を楽しみたいです。
朴 諝娫(ぱく・そよん)
●出身地:大韓民国・仁川
●専攻:応用物理学(大学)
●趣味:旅行、音楽鑑賞、自転車に乗ること、アニメを見ること
●日本(語)に興味をもったきっかけ、私と日本の関わりについて:高校2年生のとき、第2外国語として日本語を学んだことがきっかけで、日本語に興味を持つようになりました。その後も日本への関心は続き、高校卒業後に日本語教室に通い始めました。日本語を学ぶ中で、日本文化にも深い関心を抱くようになり、日本でのボランティアや国際交流活動に参加しました。日本とのつながりをより深めることができたと感じています。
今後も日本との交流を大切にし、両国のために貢献できるよう努めていきたいと考えています。
●こんな国際交流員でありたい:明るく前向きな姿勢で、両国の架け橋となるような国際交流員でありたいと思っています。
●島根でチャレンジしたいこと:最近自転車を始めて約1ヶ月が経ちましたが、とても楽しくて、自転車で島根のあちこちを巡ってみたいと思っています。また、韓国の魅力をより多くの人々に伝え、両国の理解を深める架け橋になりたいと思っています。
お問い合わせ先
文化国際課
島根県環境生活部文化国際課
【住所】
〒690-8501島根県松江市殿町1番地
【電話】
○国際交流係/0852-22-6493
○多文化共生係/0852-22-6462
○文化振興室/0852-22-5878
○島根県パスポートセンター/0852-27-8686
【FAX】
○国際交流係・多文化共生係・文化振興室/0852-22-6412
○島根県パスポートセンター/0852-25-9506
【E-mail】
○国際交流係 bunka-kokusai@pref.shimane.lg.jp
○多文化共生係 tabunka-kyousei@pref.shimane.lg.jp
○文化振興室 bunkashinko@pref.shimane.lg.jp
○島根県パスポートセンター passport@pref.shimane.lg.jp