高丸遺跡の調査状況
お盆前の厳しい暑さが過ぎ、蒸し暑い不安定な天気のなか、高丸遺跡の調査を続けています。
丘陵尾根の平坦な部分の調査が終わり、斜面へ調査が進みました。
平坦な部分には大きな窪みがあり、底の黒い土からは弥生時代後期から古墳時代前期(約1,700~1,900年前)の土器が見つかりました。
大きな窪みは斜面の下の方へ続きます。
見つかった土器は、昨年度の調査ではほとんど見つからなかった古い時代のものです。
高丸遺跡の西約2キロには、弥生時代の墳墓遺跡で県の史跡である波来浜(ならはま)遺跡があり、
どのような関係にあったのか、興味がわきます。
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