高丸遺跡で炭窯を確認
福光浅利道路の高丸遺跡の調査もいよいよ佳境になってきました。
遺構(写真1、写真2)が見つかりました。長楕円形の平面で、両端に焼土が、中には炭が詰まっています。縦約5m、横約3mの大きさです。掘り上げたところ、地面を掘りくぼめて炭をつくる伏焼式(ふせやきしき)の炭窯(すみがま)であることがわかりました。(写真3)
今後は炭の年代測定や樹種を調べる予定です。
写真1
写真2
写真3
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埋蔵文化財調査センター
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