京田遺跡3区の調査が終了しました。
京田遺跡3区(出雲市湖陵町)で行っていた調査(170平方メートル)が終了しました。
調査の結果、縄文時代後期(約4,000年前)の土器片がまとまって出土たほか、
土坑(地面に掘られた穴)を発見しました。
遺跡周辺で縄文時代後期の集落が営まれていたいたことがわかりました。
画像:京田遺跡調査の様子
画像:石を配置した土坑
画像:土器片や小石のつまった土坑
平ノ前遺跡の調査を実施しています。
大田市静間町の平ノ前遺跡で発掘調査を実施中です。
遺跡は静間川河口部に隣接する水田跡に位置しています。
昨年度に行った試掘確認調査により、古墳時代の集落跡が存在する可能性が想定されています。
これまでの調査では、弥生時代から中世にかけての土器などが出土しています。
今後も調査は続きますので、調査の経過についてはこのブログでお知らせします。
なお、発掘調査現場内には危険な場所がたくさんあります。見学を希望される方は、現場の職員にお声掛けください。また、発掘調査の休業日には、危険ですので現場には立ち入らないようお願いします。
画像1:発掘調査の様子
画像2:遺跡遠景
車椅子の寄贈を受けました
島根県が島根電工株式会社さまより寄贈を受けた車いすのうちの一台が、当センターに設置されました。
これでセンターに設置されている車いすは2台となりました。
画像:寄贈された車椅子
京田遺跡の調査を実施中です
出雲市湖陵町の京田遺跡で発掘調査を行っています。調査は先月末から開始し、6月末には終了する予定です。
これまでに縄文時代後期の土器などが出土し、柱穴などの遺構が確認されてます。
遺跡の対岸には縄文時代後期の遺跡である奥ノ谷遺跡などが所在し、常楽寺川周辺の縄文時代後期の様子が徐々に明らかになってきました。
画像:京田遺跡で出土した縄文土器
垂水遺跡の調査を開始しました
静間仁摩道路建設予定地内の、垂水遺跡(たるみいせき)の発掘調査を先月から開始しました。
垂水遺跡は大田市静間町の、標高約60mの緩やかな斜面に位置しています。
奈良時代から平安時代の土器が出土することから、この時期の集落があったのではないかと考えています。
調査は8月まで続く予定です。調査成果は、今後もこのブログで紹介します。
【画像】垂水遺跡の発掘調査の様子
お問い合わせ先
埋蔵文化財調査センター
〒690-0131 島根県松江市打出町33番地 【電話】0852-36-8608 【FAX】0852-36-8025 【Eメール】maibun@pref.shimane.lg.jp