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玉泉寺裏遺跡で弥生時代の集落跡を発見

玉泉寺裏遺跡の調査区

〔写真〕出雲平野南西の丘陵上に位置する玉泉寺裏遺跡の調査区
 
 出雲市東神西町にある玉泉寺裏遺跡は、一般国道9号(出雲湖陵道路)建設に伴い5月から発掘調査を行っています。調査区が山陰道出雲インターチェンジのすぐ近くにあるので、お気づきの方もいらっしゃると思います。今回の調査では弥生時代の集落跡が見つかりました。
 
弥生時代後期の遺構
〔写真〕弥生時代後期の遺構(甕や砥石が置かれている)
 
 見つかったのは、住居跡や小型の建物跡、斜面を段状に加工した平坦面などです。また、集落で使われていた土器や石器も出土しました。
 玉泉寺裏遺跡は、平成17年に行った県道出雲インター線建設に伴い発掘調査で、弥生時代終わり頃の墓や多数の土器が見つかっています。今回の調査によって当時のムラの様子がより詳しく明らかになりました。


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