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神谷遺跡の現地説明会を開催しました

現地説明会の様子

〔写真〕現地説明会の様子
調査担当者と横口付炭窯
〔写真〕調査担当者と横口付炭窯
 
 7月19日(土)に、大田市久手町にある神谷(かんだに)遺跡の現地説明会を開催しました。72名の方に参加していただきました。
 神谷遺跡では、石見地方で初めて古代の横口付炭窯が確認されました。見つかった炭窯は3基で、急斜面に長さ6〜9mの細長いトンネルを掘って造られています。炭窯の中には炭が残されており、当時の製炭の様子がよく分かります。
 当日はたいへん暑い天気でしたが、みなさん調査担当者の説明に熱心に耳を傾けられました。
 現地説明会資料(PDF:1.97MB)

朝山大田道路の発掘調査で古代の遺構が続々

  急峻な斜面に位置する大西大師山遺跡の調査区

〔写真〕急峻な斜面に位置する大西大師山遺跡の調査区

 

  石切り場に天井と壁を削られた古墳時代の横穴墓

〔写真〕石切り場に天井と壁を削られた古墳時代の横穴墓(右側が入口)

 

 埋蔵文化財調査センターでは、今年度も引き続き大田市内で一般国道9号(朝山大田道路)建設予定地内の遺跡の発掘調査を実施しています。

 今年度は早くも大田市久手町にある大西大師山遺跡で、近世以降の石切り場に削られた古墳時代の横穴墓が見つかっています。また、大田市波根町の高原遺跡では、建物の柱穴跡が見つかり始めています。

 朝山大田道路建設予定地内では、今後も古代の遺構がたくさん発見されると予想されます。詳しい情報や現地説明会のご案内は、順次お知らせしますのでご期待ください。


お問い合わせ先

埋蔵文化財調査センター

〒690-0131 島根県松江市打出町33番地
【電話】0852-36-8608
【FAX】0852-36-8025
【Eメール】maibun@pref.shimane.lg.jp