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九景川遺跡で古墳時代から奈良時代の集落跡を調査中です

調査区全景

〔写真〕九景川遺跡の調査区全景

 

 出雲市東神西町にある九景川遺跡は、一般国道9号(出雲湖陵道路)建設に伴い10月から発掘調査を行っています。調査区は山陰道出雲インターチェンジのすぐ近くにあり、松江方面に向かう車からよく見える位置です。今回の調査では古墳時代から奈良時代にかけての集落跡が見つかりました。

 

見つかった古墳時代の建物跡

〔写真〕見つかった古墳時代の建物跡

 

雪に覆われた調査区

〔写真〕雪に覆われた調査区(12月18日)

 

 見つかったのは、建物跡5棟や斜面を段状に加工した平坦面5か所などです。また、斜面の下の方には黒い粘土が厚く堆積し、集落で使われていた土器や石器が大量に出土しました。12月に入り厳しい寒さが続きますが、予定どおりの調査終了に向け調査員以下一丸となって頑張っています。


お問い合わせ先

埋蔵文化財調査センター

〒690-0131 島根県松江市打出町33番地
【電話】0852-36-8608
【FAX】0852-36-8025
【Eメール】maibun@pref.shimane.lg.jp