島根県指定史跡（1972年指定）

指定名称「玉若酢命神社古墳群」

所在地：島根県隠岐郡隠岐の島町下西965

周辺地図（外部リンク）

　旧隠岐国の総社である玉若酢命神社の北西丘陵上に位置し、前方後円墳と10基以上の円墳からなる古墳群です。

　丘陵の頂上には最も大きな8号墳があり、長さ32mの精美な前方後円墳として知られています。後円部頂上には石室か石棺の用材とみられる石が露出しています。

　5号墳と7号墳は別の古墳とされていましたが、最近では1基の前方後円墳とみる意見もあります。 3号墳は闘牛場の建設のため消滅しましたが、横穴式石室をもった6世紀の古墳であったことが分かっています。

玉若酢命神社古墳群入口

隠岐の島町教育委員会提供

玉若酢命神社８号墳（前方後円墳）

隠岐の島町教育委員会提供

玉若酢命神社古墳群測量図

出典：第34回山陰考古学研究集会事務局編2006『古代の隠岐』を一部改変

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全長31ｍの前方後円墳

隠岐で最大の前方後円墳

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史跡から出土した遺物等が展示されています

旧隠岐国の総社。６件の国指定文化財が所在する。

重要文化財「隠岐国駅鈴」（国内唯一残存）や、重要文化財「隠伎倉印」を展示。