島根県指定史跡（1969年指定）

指定名称「平神社古墳」

所在地：島根県隠岐郡隠岐の島町平444-3

周辺地図（外部リンク）

　6世紀後半の前方後円墳で、全長48ｍと隠岐最大の規模を誇る古墳です。かつては葺石や埴輪の破片も落ちていたことから、築造当時は荘厳に装飾されていたと思われます。

　後円部にある横穴式石室は半壊しており、側壁と奥壁の一部しか残っていませんが、小さな石材を積み重ねた持ち送り式の石室であることが分かります。石室の位置は後円部の中心からずれ、古墳のくびれ部の近くに造られています。

平神社古墳（神社拝殿奥に位置）

隠岐の島町教育委員会提供

平神社古墳石室

隠岐の島町教育委員会提供

平神社古墳測量図

出典：西郷町誌編さん委員会1975『西郷町誌』上巻

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15基の古墳からなる群集墳

全長31ｍの前方後円墳

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史跡から出土した遺物等が展示されています

重要文化財「隠岐国駅鈴」（国内唯一残存）や、重要文化財「隠伎倉印」を展示。

隠岐に配流となった後醍醐天皇の行在所跡や、古代隠岐国分寺の遺構が残る国指定史跡。