所在地：島根県仁多郡奥出雲町高田16-2

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　旧高田小学校の近くにある古墳で築造時期は６世紀後半と推定されています。墳丘は失われており横穴式石室が露出しています。

　石室外側の大きさは、幅2.5ｍ、長さ4.0ｍ、高さ2.0ｍです。出土遺物は島根県指定文化財（考古資料）に指定されています。

常楽寺古墳

奥出雲町教育委員会提供

常楽寺古墳横穴式石室

出典：仁多町教育委員会1985『常楽寺古墳』

　発掘調査により、墳丘は径16ｍ程度の円形で周囲には幅2ｍほどの溝があったと推定されています。

　出土遺物として、石室の前庭付近から馬形埴輪１、男子埴輪３，女子埴輪２，円筒埴輪１４以上が発見されており1997年に島根県指定文化財（考古資料）に指定されています。

奥出雲多根自然博物館展示円筒埴輪

奥出雲町教育委員会提供

人物埴輪

島根県立古代出雲歴史博物館提供

馬形埴輪

島根県立古代出雲歴史博物館提供

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史跡から出土した遺物等が展示されています

３Ｆに奥出雲町内の遺跡紹介や出土遺物の展示スペースがあります。

島根県立古代出雲歴史博物館でも常楽寺古墳出土遺物を展示しています。