神名火山(かんなびやま)
「かんなび」とは、「神の隠れこもれる」という意味です。「かんなび山」は信仰の対象として古代人に祭られていた山のことを指します。一般 には「神奈備」と書きますが、出雲国風土記には「神名火山」、「神名備野」、「神名樋」と書かれています。
出雲国風土記には「神名火山」は意宇郡、秋鹿郡、楯縫郡、出雲郡の4カ所あったとされます。これらはいずれも「入海(宍道湖)」を取り巻くようにそびえています。
郡 名
風土記の記載名
現在の名前
所 在意宇郡
茶臼山
松江市山代町、矢田町 秋鹿郡
朝日山
松江市東長江町
松江市鹿島町楯縫郡
大船山
出雲市多久町 出雲郡
仏経山
簸川郡斐川町
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