「新内藤川流域における河川改修10年計画」について
新内藤川水系は、斐伊川と神戸川に挟まれた出雲平野を流域として持つ河川で、川幅が狭く河床勾配が緩いため、昔から大雨による浸水被害が頻発し、特に昭和39年7月、昭和47年7月の梅雨前線豪雨は甚大な被害をもたらしました。このような状況を受けて昭和60年度から河川改修事業に着手し、平成20年度には今後の川づくりの整備目標と方針を定めた「新内藤川流域河川整備計画」を策定しました。こうして現在まで段階的に工事を進めてきましたが、河川整備の完了には30年もの期間が必要となることから、進捗率は低く、近年でも浸水被害が絶えません。そこで、当面10年の目標を、近年出雲市街地で最も大きな被害をもたらした平成9年7月洪水に対して宅地浸水被害を防止することとし、「新内藤川流域河川改修10年計画」を策定し重点的に実施します。
新内藤川流域河川改修計画図(H23~H32)(PDF3,278KB)
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