【平成29年度の活動】

　平成29年度第2回協議会を開催しました。

　今年度行った生き物調査、啓発活動に加え、来年度は水草の抑制対策についても検討項目として追加します。

【開催状況】

【開催日時・場所】

　平成30年2月16日(金)15：00~17：00

　島根県職員会館教養室１

【議事】

　（１）今年度の活動報告及び来年度の活動（案）【資料ー１ー１】（約0.4MB）

　・生き物調査、啓発活動【資料ー１ー２】（約2.4MB）

　（２）その他

　・ホシザキグリーン財団の環境修復事業【資料ー２】（約0.4MB）

　・水草、藻の繁茂に対する調査、検討について【資料ー３】（約0.3MB）

　・来年度の活動スケジュール【資料ー４】（約0.2MB）

　議事次第・参加者名簿（約0.1MB）

　議事要旨（約0.1MB）

　国宝松江城を囲む、全国でも珍しい汽水環境の堀である松江堀川において、生態系の把握や啓発活動を目的に平成 27 年度より毎年実施している生き物調査を、今年度は山陰中央新報社のイベント（アクアソーシャルフェス 2017 「第 2 回：堀川に生息する生き物を知ろう」）との共催で行いました。

〇イベント概要

【開催日時】

平成29年8月19日（土）9：00から12：00

【開催場所】

会場：カラコロ広場

調査箇所：京橋川、城山内堀川（松江城大手門前、千鳥橋付近）

【主な内容】

一般参加者：約100人

捕獲調査（釣り、投網、カゴ罠など）、水質調査、活動報告

調査状況

【調査結果】

　釣り、投網、カゴ罠などで計25種類の生き物を捕獲しました。希少種のミナミメダカ、シンジコハゼに加え、協議会として活動してきて初めてイシガメ（在来種）、ウナギも捕獲できました。（捕獲調査結果（PDF：0.5MB））

　※捕獲した生き物の内、在来種はイベント終了後リリースし、外来種はホシザキグリーン財団に生態調査のため持ち帰ってもらっています。

　詳細は後日ホームページに掲載する「しまねの河川と海岸だより8月号」を参照ください。

　汽水環境における日本在来の生態系の復活を目的として、昨年の12月7日に行った生き物調査に続き、平成29年7月から城山内堀川でワナを使った生き物調査を行っています。捕獲した生き物のうち、在来種はリリースし、外来種はホシザキグリーン財団に持ち帰ってもらい生態調査等を行っています。

　城山内堀川は汽水特有の多様な生き物が確認されている一方で、緊急対策外来種※であるミシシッピアカミミガメが多く生息する状況でした。調査を開始した平成29年7月上旬時点では捕獲した爬虫類のうちミシシッピアカミミガメが75％を占めていましたが、調査を続けた結果、平成29年8月上旬時点では63％まで減少しています。（国内では60から70％をアカミミガメが占めると言われています）

　捕獲割合は減少していますが、真夏で水温が高くなり、ミシシッピアカミミガメが活発に活動していない可能性もあるため、今後も調査を継続し、割合の変化を見ていきます。結果については随時更新していきます。

調査状況

ヌマチチブ	アカミミガメ	スッポン	浮島ワナ

■調査結果（平成29年8月10日時点）（PDF：0.5MB）

　平成29年6月15日、松江堀川でカゴワナ、投網を使って生き物調査を実施しました。結果は以下の通りです。

　汽水環境で見られるボラ、シンジコハゼ、ヤマトシジミが捕獲でき、生き物の多様性が確認できました。一方で外来種であるミシシッピアカミミガメやブルーギルも確認され、今後、生態系へ影響してくる可能性があります。

調査状況

平成29年第1回協議会を開催しました。

【開催日時・場所】

　平成29年5月26日(金)14：00~15：30

　島根県庁会議棟第2会議室

【主な議事内容】

　１．今年度の構成員の紹介・・・資料１（約0.1MB）

　２．協議会の活動目的、これまでの活動・・・資料２（約0.6MB）

　３．アクアソーシャルフェス(現時点案)・・・資料３-１、３-２（約0.2MB）

　４．その他

　・ホシザキグリーン財団の環境修復事業について

　・移動に伴う構成員の変更、引継

　・次回協議会の開催