1. 冬季や洪水時にも利用できる港
2. 航路埋塞の不安からの解消
3. 新たな航路の創造
4. 自然豊かな海岸の保全

益田港は、島根県の最西に位置し、高津川の河口を利用した古くからの天然の良港であり、現在では、主に沿岸漁業の基地として利用されています。

平成２２年２月撮影

益田港改修（地方）事業…不足している係留施設の拡充及び風浪・出水による航路埋塞不安の解消のため、これに対応できる泊地・航路の整備を行っています。

　R３年度は波除堤（東）の整備を進めています。Ｒ４年度からは、沖防波堤（北）の整備に着手する予定です。

益田港海岸（侵食）事業…海岸侵食を防止するため、平成５年から護岸施設・沖合施設により海岸侵食の防御を実施しました。（H25年度完成）

益田港改修（地方）事業の概要

　令和３年４月現在

　益田港は、一級河川高津川の河口部左右岸に位置する河口港のため、高津川の出水や冬季の風浪により以前から航路埋塞が発生しています。

　この問題の改善を図るため、平成２４年度に「益田港航路埋塞対策検討委員会」を設置し、効果的な対策工法の検討を行いました。

　本委員会の概要等については、こちらをご覧ください。

　「益田港航路埋塞対策検討委員会の実施について」

　以下は、益田港の変遷ですが、近年、益田港海岸を含め周辺の海岸侵食が進み、平成年代に入ると汀線の後退が顕著となり、特に益田港海岸では昭和２２年に比べ汀線が約５０ｍ後退しています。