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湊原海岸の浜辺の植物(出雲市)

 

湊原海岸から日御碕を望む

 夏が近づき、海が恋しい季節となりました。泳ぐにはまだ早く、訪れる人も少ないこの時期ですが、浜辺では人知れずたくさんの花が見られます。島根県内には浜辺がたくさんありますが、浜辺の植物について解説しているところはほとんどありません。その点、出雲大社からほど近い出雲市大社町の湊原海岸なら、「この花は何だろう?」と思ったとき、近くの解説板で今咲いている花が何か確認することができます。散歩がてら浜辺の植物観察に出掛けてみませんか?

 

 湊原海岸は、白い砂浜の背後に防風林の松林が生い茂る白砂青松の海岸です。砂浜と松林の境の部分に様々な美しい花を咲かせる浜辺の植物が見られます。5〜6月には「ハマヒルガオ」が群生し、その名のとおり昼の間花を咲かせています。マメ科の「ハマエンドウ」は紫色の花をつけていますし、筆のような太くて大きな穂がユニークな「コウボウムギ」も見られます。

 これから夏に向けて、黄色い花の「ハマニガナ」や、7月以降は青紫の花が涼やかな「ハマゴウ」などが見られます。

 

 ※写真をクリックすると拡大します

 説明看板ハマヒルガオハマエンドウ

 

 コウボウムギハマニガナ(浜遊自然館提供画像)ハマゴウ(浜遊自然館提供画像)

 

 湊原海岸を訪れるには、浜遊自然館(0853−53−5080月曜・火曜はお休み)「外部サイト」の駐車場に車を止めて、案内に従って歩くのが、おすすめです。近くには、親水池を中心とした散策コースもあります。または、神戸(かんど)川の河口を目指して、神戸川の右岸堤防をひたすら下り、河口の行き止まり部分の空き地に駐車することも可能です。

 

<お願い>

 決して、ゴミを捨てたり、浜辺の植物を持ち帰ったりしないようにお願いします。「来る前よりも美しく」、ゴミ袋を持参し、拾える範囲で結構ですのでゴミを拾って帰れば、海ばかりか心もきれいになること請け合いです。

 

 ※画像はクリックすると拡大します

 展望デッキ周辺案内図(浜遊自然館ホームページ)親水池

 

浜遊自然館で行われるイベント、体験講座等(外部サイト)

白いカキツバタ

 

 

山菜の乱獲厳禁〜ハマボウフウを採らないで!!

 タラの芽やコゴミなどの乱獲を嘆く声をよく聞きます。山菜の群落を見つけ次第、丸ごと・根こそぎ採取する心無い人が、残念ながら一部にいらっしゃるからです。丸ごと・根こそぎ採取されると、次の年からはもう生えてきません。自然と共に共生していた昔の人は、山菜が減らないように、孫子の代まで採取できるようにと、必ず根や芽の部分を残したり、必要以上に採らない知恵がありました。目先の欲に囚われることなく、「あくまでも山の恵みをおすそ分けしていただく」という謙虚な気持ちで、持続可能な山菜採りをしていただきたいものです。

 

 さて、浜辺のハマボウフウも乱獲で姿を消し、最近ではまれにしか見られません。浜辺でハマボウフウを見つけても、決して採らないでください。将来大きな群落が再生し、また少しだけおすそ分けがいただける日が来るよう、皆で守り育てていきましょう。

 ハマボウフウを採らないでハマボウフウ(浜遊自然館提供画像)

 

他にもある、美しい浜辺と海岸

日本海に面した島根県には、美しい砂浜や海岸がたくさんあります。隠岐島はもちろん、益田市から松江市に至る海岸線の随所に見所があるのですが、ここでは、島根県の「みんなで守る郷土の自然」又は「みんなでつくる身近な自然観察路」に選定された4つの地域をご紹介します。

 

近藤ヶ浜ハマナス自生地(大田市静間町)琴ヶ浜の鳴り砂(大田市仁摩町)

 

 長浜海岸(園の長浜)(出雲市外園町)惣津海岸磯の観察地(松江市美保関町)

 

 


お問い合わせ先

自然環境課

島根県庁 自然環境課   〒690-8501   島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
   Tel:0852-22-6172 (自然公園・歩道)  5348(整備)
       0852-22-6516 (自然保護・動植物) 6377(自然公園許認可)
       0852-22-5724 (隠岐ユネスコ世界ジオパーク・大山隠岐国立公園満喫プロジェクト)
   Fax:0852-26-2142
E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp