宍道湖ふれあいパーク(鳥ヶ崎)に展望・休憩施設を設置しました
平成19年3月28日、宍道湖ふれあいパーク(鳥ヶ崎)に展望・休憩施設が完成しました。
鳥ヶ崎は、宍道湖北山県立自然公園に指定されていて、小高い丘からの眺望はすばらしく、宍道湖や対岸の町並み、連なる北山山系の山並みを一望できます。また、この地は、水鳥の飛来地としても知られ、秋から春にかけてはカモ類の大群などが見られます。
こうした豊かな宍道湖の自然と美しい景観に接することのできる宍道湖ふれあいパークに、ラムサール条約湿地を表す標柱と、展望・休憩施設を設置しました。
この施設は、冬場には水鳥の観察の場として利用できるほか、年間を通して多くの人に宍道湖や対岸に広がる北山山系を眺望できる場として利用していただけるよう、野鳥解説板や山の名前を記したパノラマ写真、独自に考案した山座同定盤を施設内に設置しました。
更に、出雲風土記に神の降る山、神の宿る山として登場する四つの神名火山のうち朝日山と大船山の二つの山を見ることができることから、「出雲国風土記」と「神名火山」についての簡単な解説も添えました。
■設置場所松江市玉湯町宍道湖北山県立自然公園鳥ヶ崎
■工作物展望・休憩施設1棟(山座同定盤、野鳥解説板入り)
標柱1基(シンボルマークやラムサール条約登録年月日、登録面積等説明入り)
水鳥簡易観察施設
山座同定盤
ここから見える北山の主な山や神名火山を指し示す「山座同定盤」、「出雲国風土記」と神名火山の解説盤、山の名前を記したパノラマ写真を設置しました。山座同定盤は、覗くと主要な山を指し示す仕組みになっているので、容易に山の位置を確認することができます。
山座同定盤出雲国風土記と神名火山解説盤
野鳥解説板
標柱
宍道湖が中海と同時にラムサール条約湿地に登録されたことを表す標柱を設置しました。
ラムサール条約湿地宍道湖・中海にシンボルマークやラムサール条約登録年月日、登録面積などを標示しています。
標柱
お問い合わせ先
環境政策課宍道湖・中海対策推進室
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-6445