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世界子どもラムサール会議

 

平成20年10月28日から11月4日に、韓国の昌原(チャンウォン)市で、ラムサール条約第10回締約国会議(COP10)が開会されたのにあわせて、、「世界子どもラムサール会議」が開催されました。
COP10が開催された会場(昌原市)

ラムサール締約国会議開催場所

 

 この「世界子どもラムサール会議」は、ホスト都市昌原(チャンウォン)市とラムサールセンター(外部サイト)(NGO)が主催し、日本18名、韓国30名とCOP1〜COP9が開催された世界9カ国(オランダ、イタリア、カナダ、スイス、日本、オーストラリア、コスタリカ、スペイン、ウガンダ)の代表、合計約60名の子どもたちが参加しました。

 

 この大会に日本代表として派遣された18名の子どもたちは、ラムサールセンターが国内で開催してきた「KODOMOラムサール(外部サイト)」に参加し、また全国各地の湿地で日頃から熱心な活動を続けている子こどもたちの中から、選抜され、島根県からも2名が選ばれ参加しました。

 

 また、「KODOMOラムサール」で作成した9つの子どもメッセージが、COP10会場内のラムサールセンターのブースで掲示されました。

ラムサールセンターのブースに9つの「子どもメッセージ」を掲示

ラムサールセンターのブースです

9つの子どもメッセージの掲示風景です

 

◇「世界子どもラムサール会議」の主なプログラム

ウーポ沼のラムサール登録記念石碑
ウーポ沼記念碑

 

 26日(日):韓国・昌原市着

 27日(月):ラムサール条約湿地「ウーポ沼」とエコロジーセンターの見学、歓迎・交流パーティー

 28日(火):ラムサール条約についての話し合い、COP10開会式で、日本代表が子どもメッセージを発表

 29日(水):地元の学校との交流、「ジュナム湿地」と「ラムサール文化センター(新設)」を見学、さよならパーティー

 30日(木):帰国

 

※「ウーポ(牛浦)沼」は、韓国国内で11箇所登録されているラムサール条約湿地の一つで、韓国最大の内陸湿地。マナヅルやヒシクイを含む多くの渡り鳥の中継地・越冬地となっています。隣接するエコロジーセンターには、沼に生息・生育する動植物の標本展示、四季の移り変わりを映像で流す映写室などが設置されています。

 

ウーポ沼とエコロジーセンター

ウーポ沼

ウーポ沼の様子

エコロジーセンター

 ジュナム湿地とラムサール文化センター

ジュナム湿地

ジュナム湿地の様子

ラムサール文化センター


 

◇知事への報告会

 平成20年11月7日(金)に、「世界子どもラムサール会議」に参加した2人が、溝口善兵衛知事を訪問し、会議の日程や学んだこと、感想などを模造紙に取りまとめ、知事に報告しました。

知事との記念写真

溝口知事と記念撮影

 二人は、湿地保全の取り組みを通じて様々な国々の子ども達と交流できたこと、各国の湿地について理解を深めたこと、韓国の湿地には散策道が整備されていて野鳥の観察がしやすかったことなどを報告し、「この経験を活かし、ラムサール条約湿地・宍道湖を世界中に広めたい」と決意を述べました。

 

報告を受ける知事
知事報告の様子 知事への報告の様子

 

 


お問い合わせ先

環境政策課宍道湖・中海対策推進室

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL:0852-22-6445