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神話の流れに恵みを求めて

 

斐伊川水道建設事業シリーズ連載−1−

 

必要不可欠なライフラインとして

 古来、水の流れるところに人は集まり、その恵みにより生活をしてきました。現代の我々の生活にとっても水は欠かすことができない存在です。
しかしながら普段の生活においては、限りある自然の恵みであることを忘れがちになってしまいます。使う人が増えたり雨が降らない日が続けば、使える水は限られてきます。
現在、島根県企業局では県東部地域における水道用水供給事業として飯梨川を水源に、松江市(旧松江市、旧八束町)・安来市・東出雲町へ日最大52,000mの水道用水を供給しています。
下記のグラフは飯梨川水道供給地における1日当り水道用水需要量を表しています。このグラフから分かるように、水需要の約6割を飯梨川水源で賄っており、飯梨川は大変重要な水源であると言えます。

 

飯梨川水道供給地における1日当り水道用水需要量のグラフ

 

 

 しかしながら、県東部地域は慢性的な水不足であり、また将来的には水需要の増加が予測されていることから新たな水源の確保が迫られています。
下記のグラフは、島根県水道用水供給事業(飯梨川水道・斐伊川水道)の対象となる、松江市(旧松江市、旧八束町、旧鹿島町、旧美保関町、旧八雲村、旧玉湯町、旧宍道町)、安来市、出雲市(旧平田市)、雲南市(旧加茂町)、東出雲町における、平成13年、平成23年及び平成35年での水源水量及び需要量の変化予測です。

 

平成13・23・35年における水源水量及び需要量の変化予測のグラフ

このグラフから以下の3点が読み取れます。

1.需要量の増加

2.水源水量の減少

3.供給量の不足

まず、1番の需要量の増加ですが、これは人口の増加、都市化に伴う下水道の普及による水需要の増加及び簡易水道事業の上水道事業との統合による給水人口の増加によるもので、平成35年では平成13年に比べ32,700mの需要増加を予測しています。
2番目の水源水量の減少は、現在の市町自己水源において取水が不安定である、浄水コストのかかる原水の性状である、また各市町単独での維持管理が困難である等の理由により、上水道に合計19,300mの転換を計画していることによります。
この結果、新たな水源が確保されなければ平成23年では1日当り21,200m、平成35年では1日当り35,400mの供給量不足が生じるのです。
まさにこの不足分を補い、将来にわたり良質で安定した水道用水を供給していくのが斐伊川水道であり、県東部におけるライフラインとして不可欠な施設なのです。
斐伊川水道建設事業は平成23年の給水開始に向け事業を進めています。

 

斐伊川水道建設事業シリーズ連載2神話の流れに恵みを求めて

斐伊川水道建設事業シリーズ連載3恵みの源流

斐伊川水道建設事業シリーズ連載4宍道湖を横断し島根半島へ


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