川の魚たち(中流の魚その2)
カワムツは川の中流で最もふつうに見られる魚です。比較的瀬と淵がはっきりした山間部の川に多く生息します。カワムツは下のオイカワとともにハエとかハヤと呼ばれます。春から夏の繁殖期(卵を産む時期)になるとオスは体の色が赤くなるため、特にアカンバエとも呼ばれます。 |
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オイカワはカワムツと共に川の中流の代表的な魚です。工事により川底を平らにされた川のように瀬と淵がはっきりしない平坦な流れの場所に多く生息します。春から夏の繁殖期には、オスは体の色が青緑色になります。 |
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ウグイ イダとも呼よばれ、川の中流〜下流にふつうに見られます。春の産卵期には体が赤くなります。 |
カマツカ 砂地に見られる魚です。川底をはい回って砂といっしょに餌を吸い込んで食べます。 |
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ヨシノボリ 川で普通に見られる小型のハゼの仲間です。いくつかの種類があり、種類により住む所が異なります。 |
ドンコ 大きな口が特徴的なハゼの仲間です。川底で待ちぶせ、その口で小魚をひとのみにします。 |
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