オイカワ
コイ科の淡水魚で、地方によってヤマベ、ハエ、ハヤと呼ばれています。かつてオイカワは島根県の河川には生息していない魚でしたが、琵琶湖からのコアユに交じって移入し、その数を増やしていきました。 背面は茶褐色、体側と腹面は銀白色。産卵期の雄には青緑色、紅色、黄褐色など、鮮やかな婚姻色が現れ、その姿はとても美しいものです。 オイカワは成長とともに食性が変化していく魚で、水生昆虫から付着藻類までいろいろなものを食べます。また変化に富んだ餌に応じて、摂餌方法も多種多様です。 広く浅い平瀬を好むオイカワにとって、河川改修によって作られた水域は絶好の条件であり、それによってどの河川でも広く分布するようになったと言われています。 |
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