4月のおすすめ料理マサバ
マサバの旬は脂の乗る秋から冬とされていますが、山陰沖のものは春にも脂が乗り、大変おいしくいただけます。鮮度落ちの早い魚ですが、島根県ではまき網や定置網等で漁獲され、非常に活きの良い状態で流通しています。初心者でも捌きやすい魚なので、ぜひ調理してみて下さい。
今回は、「みりん干し」と「あんかけ」をご紹介します。定番の「しめさば」と「みそ煮」は松江水産事務所のHPで平成22年10月に紹介していますので、そちらもご覧下さい。
1.みりん干し
〈材料4人分〉
- マサバ3枚に卸したもの2尾
- 調味液(醤油50cc、みりん50cc、酒50cc、砂糖大さじ2)
- いりごま大さじ2
〈作り方〉
1.調味液を鍋に入れて火にかけ、砂糖を溶かしながらひと煮立ちさせた後冷ます。
2.サバを1.の調味液に浸し、3時間から一晩冷蔵庫で漬け込む。
3.2.のサバを取り出し、表面の調味液をキッチンペーパーで拭き取り、平らなザルに並べる。
4.身の表面にゴマを振りかける。
5.一晩から1日乾燥させる。(冷蔵庫で乾燥させてもよい。)
6.適当な大きさに切り、魚焼きグリルで焦げ付かないように注意しながらこんがりと焼く。
2.あんかけ
〈材料4人分〉
- マサバ3枚に卸したもの2尾
- 片栗粉適量、サラダ油大さじ4
- あん(玉ねぎ1/4個、人参1/3本、ピーマン1個、だし汁100cc、醤油大さじ1、
みりん大さじ1、酒大さじ1、砂糖大さじ1、片栗粉小さじ1)
〈作り方〉
1.サバを食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶす。
2.フライパンでサラダ油を熱し、1.を入れて両面を返しながら焼く。
3.玉ねぎをスライスし、人参とピーマンは千切りにする。
4.鍋にだし汁を入れて中火にかけ、3.を入れて火を通す。
5.4.に醤油、みりん、酒、砂糖を入れ、ひと煮立ちさせたら火を止める。
そこに水で溶いた片栗粉を加えてまぜ、再び火を付けてとろみをつける。
6.皿に2.を乗せ、5.をかけて盛り付ける。
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