主要な指標です。

　2018年漁業センサスによると、石見地域の就業者数は、2018年（平成30年）は788人と20年前の1425人から45パーセント減少しており、益田市（マイナス60パーセント）や浜田市（マイナス50パーセント）で減少幅が大きくなっています。

　また、就業者を形態別では、自営が44パーセント、雇用が56パーセントとなっています。

　島根県全体の就業者のうち65歳以上が約5割を占めていますが、石見地域では約4割とやや年齢層が若くなっており、30歳未満も12パーセントを占めています。

　しかしながら、石見地域でも地域によって年代構成は大きく異なっており、益田市と江津市では65歳以上が半数以上を占めています。

　また、就業者の年代構成は過去15年ほぼ変わっていません。

　石見地域では、まき網、沖合底引き網、小型底引き網を基幹漁業とし、一本釣、いか釣、定置網などの沿岸漁業も盛んにおこなわれています。

　島根県TAC漁獲システムによると、1.7～1.9万トンで推移していた漁獲量は2012年以降減少が続き、2020年には1.0万トン台となっています。また、2009年以降50億円前後で推移していた漁獲金額も、2020年には42億円まで減少しています。

　地域別の主な漁業別漁獲金額です。

　地域別の魚種別漁獲金額です。