島根県では、しまねで農業をはじめたいとお考えのみなさんを対象に、実際にしまねにお越しいただき、先輩ＵＩターン移住者の講演や市町村の現地案内などにご参加いただける「『ご縁の国しまね』就農相談バスツアー」を県内各市町村と連携して開催しています。

　こちらでは、「『ご縁の国しまね』就農相談バスツアー」のうち、令和元年度「全体編」（8/3～8/5）開催の様子をご紹介します。

　ツアーには、首都圏・関西圏を中心に２２名の方が参加され、島根県内の市町村の現地視察を行いました。ツアー参加者はしまねの農業を生で「見て」「知って」「体験」し、ツアーは無事終了となりました。天候にも恵まれ、参加者からの満足度は非常に高いツアーとなりました。

・（※）個別市町の現地案内は事前に登録いただく希望の市町となります。

【各市町の現地案内コース】

・安来市（PDF：３２KB）

・出雲市（PDF：５０KB）

・飯南町（PDF：３３８KB）

・大田市（PDF：７５KB)

・川本町・邑南町（PDF：１６KB）

・江津市・浜田市（PDF：３６KB）

・益田市（PDF：３０KB）

・津和野町（PDF：８１KB）

アンケート結果

Q２．バスツアーは参考になりましたか？

Q３．バスツアーに対する意見等

・良い勉強をさせて頂きました。実際に就農された方の話を聞けて良かったです。

・大阪からの送迎があったので、参加しやすかったです。

・各市町の現地視察では、視察先の市町の魅力が良く分かりました。担当の市町の方をはじめ、現地の農家の方もとても親切でした。

・現地の新規就農者の方と交流できて良かった。内容が濃くて初めての参加でもよく分かった。

・このバスツアーで初回訪問の目的は果たせました。具体的な就農相談について、今後相談させてもらいたいです。

・色々な場所を見学させて頂き、気候や風土を感じながらゆっくり時間、体験を学ばせてもらい、ますます田舎暮らしに憧れを抱きました。

　等々

　去年に引き続き大阪発着で島根の農業について知ってもらうツアーを企画し、合計２２名の方々が参加されました。

　UIターン先輩移住者の農家３名（うち２名は過去のバスツアーに参加して移住・就農を決めた方）に、自身が島根県へ移住を決め、就農に至るまでの体験談を話してもらいました。

　講演後は実際に先輩移住者が栽培したメロンやぶどう、野菜を試食してもらいました。

　ＵＩターン移住希望者の方々は農業未経験者の方がほとんどです。そこで、希望する経営作目の栽培技術を身につけて、スムーズに就農できるよう、島根県立農林大学校が来年度から新設する「短期農業経営者養成科」（１年制）の説明と、校内見学を行いました。

　この、短期農業経営者養成科は各人の就農ビジョンに合わせて、用意されているカリキュラムをカスタマイズでき、一人一人にあったカスタムカリキュラムで就農に必要な知識・技術を習得できます。また、就農予定地の市町村と連携しながら、在学中に就農準備を進めることができ、卒業後スムーズな就農が図れます。

　初日の就農相談会を終えた参加者の皆様は、翌日と翌々日の２日間にわたり、事前に希望していた各市町に移動して農業体験や施設見学、農業者の方々との交流などを行いました。

　今年度は希望があった安来市、大田市、飯南町、川本町、邑南町、江津市、浜田市、益田市、津和野町への現地訪問を実施。実際に県内それぞれの市町へ赴くことで、それぞれの市町の魅力を知っていただくことができました。

　【津和野町】

【飯南町】