こちらでは、『ご縁の国しまね』就農相談ツアー」のうち、首都圏・関西圏を中心に23名が参加された平成28年度「全体編」（8/6~8/8）開催のようすをご紹介します。

　なお、28年度は市町村が一堂に会する就農相談会と現地案内をセットにしたこの「全体編」と、訪問先を絞った「リースハウス編」（11/12~13広島発着で開催予定）の2コースを実施しました。リースハウス編の詳細はこちらでご確認ください。

　今年度は出発地を従来の東京・大阪の2か所から大阪のみの1か所に集約したにも関わらず首都圏から13名、東海からも1名のご参加をいただくなど、島根に直接お越しになった方を含め合計23名の方々が参加されました。

　バスが島根県の中央・大田市にある島根県立農林大学校に到着すると、参加者のみなさんは早速各市町が一堂に会する就農相談会に臨まれました。

　どの方も翌日から実際に訪問する市町のブースはもちろん、今回訪問できない市町などのブースも精力的に回って就農や定住に関する質問や相談を熱心にされていました。

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　初日の就農相談会を終えた参加者のみなさんは、翌日と翌々日の2日間にわたり、事前に希望していた各市町村に移動して農業体験や施設見学、農業者の方々との交流などを行いました。

　今年度は東から松江市、安来市、雲南市、飯南町、川本町、邑南町、江津市、浜田市、津和野町、知夫村への現地訪問を実施。特に知夫村はツアーではじめて隠岐への現地案内となり、知夫村が積極的に推進している畜産の担い手支援の取り組みなどをご覧いただきました。

　どの市町村でも、実際に現地に赴くことで、文字や画像・映像だけでは得られない貴重な体験をしていただくことができました。

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[左]全国随一の産地でもあるぼたん生産の取り組みを聞くみなさん（松江市）

[右]有機農業実践者の方の話を聞くみなさん（浜田市）

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収穫体験に挑戦（[左]安来市[右]津和野町）

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[左]圃場視察（江津市）

[右]農業者の方との意見交換（川本町）

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[左]地元農業者さんとの交流会（津和野町）

[右]牛の放牧のようすを見学（知夫村）

さらに今年度は、農業だけでなく島根の伝統文化にも触れていただこうという趣旨で、ツアー初となる出雲大社訪問も行いました。

　「平成の大遷宮」で屋根の葺き替えなど大規模なご修造が執り行われた出雲大社本殿。本殿は新垣、瑞垣、玉垣の３つの垣で囲われており、通常は瑞垣より内側は入ることが出来ませんが、今回は特別に瑞垣の内側を拝観いただきました。