平成３１年２月３日、「農事組合法人サンアグリ宇賀荘ひがし」の設立総会が開催されました。安来市内では１５番目となる農事組合法人（株式会社も含めると１７番目となる法人）の誕生となりました。

　同法人は、平成２９年４月に大区画ほ場整備の事業採択を受け、集落営農法人の設立に向けて準備を進めてきました。今春から１区画１ｈａを超える大区画ほ場で水稲を中心とする営農が開始されます。

　また、同法人ではほ場整備を契機とした非農用地の創出による農家レストランや直売所の建設と、安来市が推進している就農・定住パッケージ事業が連携し、Ｕ・Ｉターン就農者向けの住宅を整備する構想があります。この計画が農林水産省のモデル事業として全国６地区のうちの１つとして認定を受け、全国からも大きな注目を集めています。このように、農家住宅建設を取り入れた運営は県内でも初の取り組みとなります。

　水稲の他に、高収益作物としてひまわり、玉ねぎの栽培、更にいちご、アスパラガスなどの施設園芸にも取り組むことで経営の多角化を目指していきます。

　当支所としては、経営の安定化に向けて今後も関係機関と協力しながら支援することとしています。

【設立総会の様子】

【挨拶をする隅田代表理事】