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くにびき稲作総代会で美味しまね認証の推進、上位認証をPRしました

 4月24日にくにびき稲作協議会(会長三島正氏、会員96名)の総代会が開催され、松江市内稲作農家20名の参加がありました。

 総代会の前に研修会として、JA全農による農作業における安全講習会、水稲資材の紹介があり、普及部からは「美味しまね認証について」と題し、美味しまねゴールドがスタートしたこと、GAPについて、県全体の認証取得状況及び松江市内の認証取得者の紹介、申請に必要な書類、取得することによる効果等の話をしました。

 県内全体での美味しまね認証の取り組み数は、218品目・436経営体、うち穀物の米では33品目・86経営体(平成31年4月1日現在)。松江市では、青果物の野菜・果物での認証取得があり、米では平成29年3月に認証取得されたライスフィールド有限会社が上位認証を申請され、平成31年4月23日に現地審査が行われたところです。平成30年10月に新たにゆとりの里下古志ファーム13が認証取得されました。また、カンドーファーム株式会社は平成30年2月に、県内3件目のJGAP認証を取得されました。(認証品目:米、大麦、小麦)

生産者からの質問や取得希望は、残念ながら今年はありませんでした。

 当普及部では今後もいろいろな場で美味しまね認証について話し、生産者から取得希望があれば、農政部、市、JA等関係機関と連携し、積極的に推進していく考えです。

総代会の様子

ライスフィールド有限会社「美味しまねゴールド」現地審査

 4月23日に、松江市下佐陀町のライスフィールド有限会社において、県内初の美味しまね上位認証の現地審査が行われました。

 ライスフィールド有限会社(以下、RF(有)とする。)は、松江市の湖北地域を中心として、水稲とWCS用稲、農作業受託を主体に約140haの経営を社長含む14名で展開されており、美味しまね認証を平成29年3月に取得されました。

 まず、昨年7月23日、松江市役所で開催された「松江市環境保全型農業直接支払交付金に係るGAP研修会」に社長が出席され、その際の資料を元に社員教育が行われました。年明け1月15日にJAしまね本店で開催された「GAP実践、指導力向上研修」にも社長と中堅の社員、計2名で出席されていました。

 その後、上位認証取得に向けて、日々の終礼時に小集団活動として、作業上で発生しうるリスクの抽出や新たなルールづくりを行ったり、これまでの記録様式に加え、新たに必要となった記録様式、想定されるリスク・頻度・対策が記載された圃場地図や作業場等のレイアウト図、新規ほ場チェック表、作業資格一覧表等、数多くの書類作成に努力されてきました。

 上位認証については初めての対応になることから、農政部と普及部で連携し、美味しまね認証スタッフの助言、指導を受けながら進めてきました。

 審査会は7月下旬に予定され、上位認証取得が見込まれます。

 当普及部では今後もRF(有)への必要に応じた対応を継続するとともに、上位認証も含めた美味しまね認証の取り組みを拡げるべく、農政部、市、JA等関係機関とも連携し、積極的に推進していく考えです。

現地審査の様子



お問い合わせ先

東部農林水産振興センター

島根県東部農林水産振興センター 
  〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1
  TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643
  e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp

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  安来農業部(島根県安来市穂日島町303)
  松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2)
  出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4)
  雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1)
  出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)