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和牛の手入れ研修会を開催しました

 9月30日に共進会出品牛の手入れ研修会を開催し、農家4名と関係機関2名の計6名が参加しました。これは、松江市の代表として管内若手農家が初めて島根県種畜共進会へ出品することや、中央子牛共進会へ出品する高齢農家を新規就農者が出品支援することとなったため、研修会の開催を普及部から松江市和牛改良組合へ提案し、実現したものです。

 今回の研修会の主な内容は以下です。

・バリカンや剃刀、ヤスリといった手入れに使う道具の使い方

・個体毎の特徴に合わせてバランスを勘案しながら被毛を刈る方法

・角や尾の手入れの仕方

 参加者はこれまで手入れの仕方を学んだことが無いため、時折質問をしながら熱心に学んでいました。また、手入れの前後で牛の印象が全く異なることを実感し、手入れの重要性を認識しました。島根県種畜共進会まで残り約2週間ですが、その間の飼料給与方法や被毛を刈るタイミングといった具体的なアドバイスもあり、共進会に対して前向きに取組む気持ちが芽生えたようでした。

 普及部としては、今後も関係機関と連携して農家の要望や技術の継承に繋がる研修会を開催していく考えです。

研修会の様子

 【研修会の様子】

手入れ後の牛

 【手入れ後の牛】

島根県オリジナルメロン「ゴールデンパール」出荷反省会が開催されました

 9月18日にゴールデンパールの出荷反省会が開催されました。本年は7月5日から出荷を開始し、例年よりも遅い8月20日に出荷終了しました。
栽培については、本年から松江市のスマート農業導入支援事業を活用して環境制御システムを一部のハウスに導入し、適切な生育環境の把握に努めました。普及部は蒸し込み時期や温度管理を集中的に指導しました。結果として定植時期によってギフト品率にばらつきがあったものの、糖度や味の面では例年以上に品質の高いメロンを出荷することができました。
販売については、本年度は知名度向上を目的とした3つの活動を行いました。
1.広島市内のスーパーでの対面販売
2.アグリフードEXPO東京2019への出展
3.SNSを活用した栽培状況の発信
対面販売や商談会では、試食を配布しながらゴールデンパールの特徴や栽培にかける想いを伝え、多くの方から高評価を頂きました。また、商談会ではSNSで発信した栽培の写真を使い、播種から出荷までの様子を普及部がまとめてタブレット端末で展示したところ、多くの来場者に興味を持ってもらい、想定以上の商談につなげることが出来ました。
来年度に向けて、ギフト品率を向上させるための定植時期の検討や管理の徹底、販売面では商談会等への出展継続、知名度向上に繋げるイベントの開催や規格外品を活用した商品開発に取り組む考えです。普及部としては、今後も関係機関と連携して生産者の取組みを支援していきます。

アグリフード出店の様子

 【アグリフードEXPO東京での出店ブース】

出荷反省会

 【出荷反省会の様子】



お問い合わせ先

東部農林水産振興センター

島根県東部農林水産振興センター 
  〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1
  TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643
  e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp

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  安来農業部(島根県安来市穂日島町303)
  松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2)
  出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4)
  雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1)
  出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)