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野生動物

特定外来生物(アライグマ)

 元来日本には生息していないアライグマ。ペットなどとして日本に持ち込まれたものが逃げ出したり捨てられたりして野生化しました。現在では全国的に生息域を広げつつあります。

 島根県内では、平成20年ころ益田市内で生息が確認され、令和2年には旧浜田市内での繁殖が確認されるなど、その生息域が徐々に拡大しています。

 アライグマは雑食性のため、農作物のみならずペットのえさや金魚・鯉、さらには家屋に入り込み戸や引き出しを開けて人間の食べ物を食べます。このため、家屋の屋根裏などに入り込み、糞尿による悪臭や断熱材の破壊などの被害ももたらします。

 また、気性が荒く、むやみに手を出してけがをすると病気に感染する可能性もあります。

 生息数が増えてからの対策は困難であることから、県ではアライグマの目撃や捕獲、被害発生の情報を収集しています。アライグマを目撃されたり、捕獲された場合、被害が発生した場合には当センターに連絡してください。

 なお、捕獲には捕獲許可が必要です。

 

林業トピックス(アライグマ関連)(PDF2,087KB)についてもあわせてご覧ください。

 

アライグマ情報の連絡先
目撃等の場所 連絡先 夜間・休日の連絡先
浜田市、江津市 西部農林水産振興センター林業振興課 0855-29-5604 同左(自動転送)
大田市、川本町、美郷町、邑南町 西部農林水産振興センター県央事務所 0855-72-9563 同左(自動転送)
益田市、津和野町、吉賀町 西部農林水産振興センター益田事務所 0856-31-9571 0856-31-9500

 

捕獲されたアライグマぶどうの食害家屋への進入痕

 

ツキノワグマ

 6月から7月にかけてはツキノワグマの繁殖期で広範囲に動き回る時期です。また、子グマは親グマと離れて独り立ちする時期でもあり、普段出没しない場所でも出没することがあります。加えて、夏は山中のエサが不足することからエサを求めて広範囲に動き回ります。このため人里周辺に出没することが予想され、予期せぬ遭遇による人身被害や農林作物被害の発生が危惧されます。

 そこで、ツキノワグマとの危険な遭遇や被害を避けるために、次の点に気をつけましょう。

  • 各地域の防災無線などで放送されるツキノワグマの出没情報などを参考にして危険な場所に近づかない
  • 山林に入るときは一人では行動しない
  • 早朝や夕暮れ時はクマの行動時間と重なるので、鈴や笛などの音の出るものを身につけてクマに自分の存在を知らせる
  • 遠くにクマを見つけたら、刺激しないようにし、慌てず、騒がず、静かに立ち去る
  • 子グマの近くには親グマがいる可能性が高いため、見かけたら速やかに立ち去る

 

 農林水産総務課鳥獣対策室の「クマの被害にあわないために!」もあわせてご覧ください。

 

野鳥と高病原性鳥インフルエンザ

 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥と濃密な接触など特殊な場合を除いて人には感染しないとされています。日常生活では過度に心配する必要はありません。

 県では、高病原性鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、環境省が定める調査基準に基づいて毎年10月から県内の渡り鳥飛来地等でのパトロールや死亡野鳥の調査を実施しています。

 なお、同じ場所でたくさんの野鳥が死亡していたり、死亡野鳥が高病原性鳥インフルエンザに対し感染リスクが高い鳥類の場合(こちらを参照ください)は、当センターまたは市町村役場に連絡してください。連絡いただいた内容を判断して回収にうかがいます。ただし、次の場合は回収しませんのでご承知ください。

  • 感染リスクが高くない鳥類(調査対象種でない鳥類)の場合
  • 感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、対応レベルに応じた合計羽数でない場合
  • 感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、衝突死など高病原性鳥インフルエンザ以外の死因が明らかな場合
  • 感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、死後日数が経過し、腐敗又は白骨化して検査ができない場合

 

死亡野鳥を見つけたときの連絡先
発見場所 連絡先 夜間・休日の連絡先
浜田市、江津市 西部農林水産振興センター林業振興課 0855-29-5604 同左(自動転送)
大田市、川本町、美郷町、邑南町 西部農林水産振興センター県央事務所 0855-72-9563 同左(自動転送)
益田市、津和野町、吉賀町 西部農林水産振興センター益田事務所 0856-31-9571 0856-31-9500

 


お問い合わせ先

西部農林水産振興センター

西部農林水産振興センター
 〒697-0041 浜田市片庭町254 FAX0855-29-5591
川本家畜保健衛生所
 〒696-8510 川本町大字川本265-3 FAX0855-72-9811
益田家畜保健衛生所
 〒698-0007 益田市昭和町13-1 FAX0856-31-9739  
県央事務所
 〒696-8510 川本町大字川本265-3 FAX0855-72-9504
県央事務所大田農業部
 〒694-0064 大田市大田町大田イ1-3 FAX0854-84-9712
益田事務所
 〒698-0007 益田市昭和町13-1 FAX0856-31-9608

電話は「西部農林水産振興センターのご案内」をご覧ください。