県議会答弁:令和4年9月定例会(須山議員質問分)令和4年9月20日
(議員質問)
地域人材が不足している島根県こそ、島根県独自の具体的な部活動の地域移行の在り方について、グランドデザインを描くべきと考えるが、所見を伺う。
(教育長答弁)
議員ご指摘のとおり、部活動の地域移行については、地域の受け皿や指導者の確保等が困難な地域もあり、地域のスポーツや文化環境の整備充実に時間を要するなど、多くの課題が見込まれることから、国が目指すとおりには進まないのではないかと考えております。
そのため、市町村の考えにより、公立中学校等における部活動の地域移行が可能な部活動については、地域のスポーツや文化を通じた地域振興にもつながるものと考えますので、基本的には当該市町村が主体的にその在り方などを考えることが必要であり、県教育委員会としましては、必要に応じて情報提供などの支援を行っていきたいと考えております。
一方で、地域移行が困難と市町村が考える部活動については、教員の働き方改革をどのように進めていくのかを考える必要がございます。今議会終了後、市町村の教育長の皆さんと会う機会がありますので、そこで意見交換をしてまいりたいと考えております。
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