県議会答弁:令和4年2月定例会(山根議員質問分)令和4年3月2日
(議員質問)
大学・高専・高校などでもICT分野のリカレント教育が行われることが重要と考えるが、その必要性と今後の方針を伺う。
(教育長答弁)
ICT分野のリカレント教育は、産業振興や地域振興にダイレクトにつながることから、全体として、リカレント教育が進んでいくことは、大変有意義なことだと思っております。
松江高専や民間の専門学校では、商工労働部と連携して、デジタル人材育成のための講座や、ICTに関する資格取得講座を実施しております。
このほか、放送大学では、情報コースで約50の講座が開設されており、インターネット環境があれば、どこからでも安価で受講することができます。
県内の大学や県立高校におきましては、人的体制の面から実施は困難な状況にございます。
ICT分野でのリカレント教育をこれまで以上に進めていくためには、議員ご指摘のとおり、教える側の人材の確保が最大の課題であります。社会教育の観点から申し上げれば、「学んだ人」には、次は「教える人」になる役割が期待されています。今後、人材育成を行っていく際には、そうした視点を加えていただくことが大切であると考えております。
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