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県議会答弁:令和4年2月定例会(嘉本議員質問分)令和4年2月28日

(議員質問)

 島根県では、一人一台端末を活用して島根の子どもたちにどのような力を培っていくのか伺う。

 

(教育長答弁)

 一般的に期待されている1人1台端末の活用の効果としては、現地に行くことなく専門家とつながることにより、学びにおける時間や距離などの制約が取り払われた学習ができること、一人ひとりの考えを即座に共有し、よりよい考えを導き出せることなどがあり、県内の活用においても、このような効果が最大限得られるようにしたいと考えております。

 また、私は、島根の子どもたちには、「考える姿勢」や「自分の考えを表現する力」などを身に付けることにより、どこに住んでいても、自分の住んでいる地域の人々と関わりを持ち、「地域社会に貢献する人」に育ってほしいと思っています。

 地域社会に貢献するためには、主体的に課題を見つけ、課題解決の仮説を立てながら、意見を出し合いながら、協働して解決していこうとする姿勢が大切であります。

 このような姿勢を身に付けていくためには、様々な課題を解決する過程において、教員や仲間、地域の方々の力を借りながら、直接意見を述べ合い、繰り返し自分の考えを自分の言葉で表現する学びが重要であると考えております。

 こうした学びを進める過程においても、1人1台端末の活用は、非常に有効であると考えております。

 


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