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県議会答弁:令和3年9月定例会(遠藤議員質問分)令和3年9月28日

(議員質問)

 教育方針として「自分の言葉化」「デジタル技術を使ってアナログの時間を増やし、言葉を使うことを考えていく」と述べた詳細を伺う。小中学生の学力向上について教育長の考え方を伺う。

 

(教育長答弁)

 児童生徒が、自分の考えや思いを頭の中できちんと整理し、理解を深めた上で、自分の言葉で伝える、あるいは尋ねる、といった行為を、「自分の言葉化」という私なりの言葉で表現をいたしました。

 私の思いは、「学んだ知識」を、「思考力」や「判断力」を使いながら、自分の言葉で「表現」するというところにあります。

 児童生徒が互いに意見を述べ合い、自分の考えを深めてそれを言葉で表現する、こういった活動を通じて、「言葉をつかう」力が養われるものと考えております。

 「言葉をつかう」力を付ける最初の段階は、「文章を学ぶ」ことであり、これにつながるもののひとつが、未就学児への読み聞かせであろうと思っております。

 まずは、「文末まで」「語尾まで」、はっきり言葉として聞くことで、単語だけのやりとりから、文章による意思疎通を学んでいきます。

 そして、次の段階として、「文章を書く」ことで、「言葉をつかう」力が伸びていきます。

 子どもたちには、デジタル技術を使うことによって生み出されたアナログの時間を有効に活用し、「言葉をつかう」力を身に付けてほしいと考えております。

 


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